2018.09.05(水)
ドローンにもエンジニアが!需要が高まるかもしれないエンジニアとは

ドローンは将来的にさまざまなビジネスの分野で活躍するといわれています。しかし、ドローンに関する技術を持った人は少なく、ドローンに関する仕事は人手不足といわれています。そのため、ドローンエンジニアを育成する必要があるのです。
このコラムでは、ドローンエンジニアについてご紹介します。ドローンエンジニアになるための塾についても触れています。「ドローンエンジニアってなに?」もしくは「将来ドローンに関する仕事に就きたい!」という方はぜひ読んでみてください。
ドローンのエンジニアってなに?
ドローンのエンジニアとは一体どんな職業なのでしょうか?まずはエンジニアについて説明します。エンジニアは一般的には技術者と呼ばれており、工学に関する知識やスキルを持った人のことをいいます。
よく耳にするのはシステムエンジニアではないでしょうか。他にもインフラエンジニア、Webエンジニアなど、IT業界ではなくてはならない職業です。
ドローンのエンジニアはドローンに関する知識やスキルを生かして仕事をします。おもな仕事内容は以下の通りです。
ドローン本体の操縦を制御します。ドローンを操縦することができるように調整します。
ドローンは専用のアプリケーションを使って操縦することができるものも多いです。そのアプリケーションがしっかり機能するようにシステムを作ります。
ドローンは趣味だけではなく、商業用として使うことができます。ドローンで取得したさまざまなデータを解析します。
このような仕事をおこなうドローンのエンジニアは、将来必要とされている職業です。なぜ求人が増えているのかを、次の章でご紹介します。

人材が足りない!ドローンの普及率とは
ドローンのエンジニア求人が増えている理由とは一体何でしょうか。それは、人材が足りないことが第一に挙げられます。
ドローンの操作ができる人はたくさんいます。最近では、娯楽用としてのドローンが多く販売されているため、ドローンの認知度も上がり、操縦する人が多いです。しかし、ドローンに関する仕事をしている人が少ないというのが現状です。
それに対し、ドローンに関する仕事の求人は増えてきています。将来的にドローンを自分たちのビジネスで導入したいという企業は多いため、ドローンに関する仕事は増加しています。
このように、ドローンに関する仕事が増えてきているのにも関わらず、ドローンに関する仕事をしている人が少ないことが、人材が足りていない理由です。
日本は将来的に人手不足になるといわれています。しかし、ドローンのような新しい技術が日本の社会問題を解決してくれるかもしれません。将来的にはドローンに関する仕事はさらに増えてくるといわれています。
そのため、今のうちからドローン関係の仕事ができるように、必要な知識やスキルを習得しておくとよいかもしれません。では、ドローンエンジニアになるためにはどんな技術が求められるのでしょうか。

エンジニアに求められる技術とは
エンジニアに求められる能力を紹介します。将来、ドローンエンジニアになりたいという方はぜひ参考にしてみてください。
コミュニケーション能力
エンジニアといえばパソコンの前に座って黙々と仕事しているイメージがありますが、実はコミュニケーション能力も必要です。
お客様と打ち合わせをして、プレゼンテーションをおこなうこともあります。ひとつのプロジェクトであれば、他のエンジニアやプログラマーなどと進捗状況を報告するので、コミュニケーションをとる場面が必ず出てくるでしょう。
自分の考えをしっかりと伝えられることができるようになる必要があります。プロジェクトのリーダーを任されるのであれば、他の人の考えを聞いて自分の考えをしっかり伝えることが重要です。
知識
いくらコミュニケーション能力が高くても、システムなど自分の仕事に関わる知識がなければ、エンジニアになることは難しいです。専門書や技術書などを読んで、実務を経験する必要があります。
また、IT業界などは情報がすぐに変わる世界です。そのため、常に新しい知識を獲得する必要があるため、日頃から勉強しておくことも大切でしょう。
論理的思考能力
エンジニアには論理的思考能力が必要です。エンジニアの仕事はシステムの不具合が起こった際に、なぜその不具合が起きたのか、どうすればその不具合を修正することができるのか常に考える必要があります。
論理的に物事を考えることができれば、格段に仕事の進み具合は早くなるでしょう。

エンジニアを育てる学校もある!
最近ではドローンエンジニアを育てる学校もあります。将来的にドローン関係の仕事が増えることを想定して、今の段階からドローンのエンジニアを育成するのが目的です。
ドローンに関わる会社が実施しており、2020年までに1,000人のドローンエンジニアを育成することを目標にしています。
カリキュラムはプログラムごとに違っていて、ドローンの飛行方法や墜落解析、位置制御、機体制御などがあります。3日間の研修と2日間の実務で、費用は個人で約10万円です。
将来的にさまざまな分野でドローンを導入することが考えられているため、将来チャンスをつかみたい方は、ドローンエンジニア養成塾の参加を考えてもよいかもしれません。
まとめ
ドローンは将来的にあらゆるビジネスの分野で使用されるといわれていますが、仕事でドローンを使うことができる人は少ないです。そのため、ドローンエンジニアを育成する必要があります。
エンジニアになるためにはコミュニケーション能力、システムに関する知識、論理的思考能力が必要になります。ドローンなどのIT業界は情報がすぐに変わる世界で、日頃の勉強は大切です。
ドローンエンジニアを育成するための塾もあるので、興味のある方は参加を検討してもよいかもしれません。ドローンについてさまざまなことを学び、ぜひドローンに関する仕事に就いてみませんか?
