2018.09.03(月)
子供がドローンを操作するのは危険?ドローンの子供向け商品の選び方

最近話題のドローンですが、お子さまにプレゼントしたいという方も多いのではないでしょうか。子供がドローンを使用するときには、危険なのではないかという不安もあるかと思います。
子供が安全にドローンを使用できるよう注意すべきポイントと、親が覚えるべきマナーや、数あるドローンから子供向けのおすすめ商品をご紹介します。
注目のドローンは子供でも簡単に飛ばせる!
子供がドローンを操作すると聞くと、何となく怖く感じてしまいますよね。そんなドローンも子供向けのものを選べば、操作は意外と簡単にできるかもしれません。
ヘッドレスモード搭載機がおすすめ
ドローンの操作を難しくしてしまっているのは、ドローンが主観視点で操作をしなければならないことです。つまり、操縦士から見て左に移動したい場合でも、ドローン視点から見た場合には、直進の操作をしなければならない場合があるのです。
しかし、ヘッドレスモードならば、操縦者視点でドローンを操作することができるので、比較的簡単に操作をすることができます。
安定性の高いトイドローンを選ぶ
最近では、200g以下のトイドローンが人気になってきています。トイドローンは飛行能力が安定しており、壊れにくい、室内でも遊ぶことができる、接触したときにけがをしにくいというドローンで、子供向けと言えるでしょう。

子供にドローンを操作するときにも注意を
操作が簡単なドローンが増えてきているとはいえ、ドローンを操作する際には、さまざまな危険が潜んでいます。
周りの人にけがをさせてしまうかも……
子供がドローンを操作するとき、軽いものだとしても、高い位置から落下すればけがを負う場合だってあります。子供自身はもちろん周りの人に危害を加えてしまうこともあり得るのです。
そのため、極力軽量の物を買うなどドローンも子供向けのものを選ぶようにしましょう。
警察沙汰になる可能性も
ドローンを飛ばすことに夢中になるあまり、私有地に入ってしまう場合があります。その場合は不法侵入になってしまうこともあるので気を付けてください。また、私有地や人を撮影をすると盗撮になってしまいますので、カメラ機能が付いているドローンは注意が必要です。
ドローンはただのおもちゃじゃない
ドローンはラジコンとは似て非なるものです。
ラジコンよりも格段に操作は難しいですし、人を傷つけてしまう可能性もはるかに高いです。過去に実際に、ドローンによる人身事故なども起こっていますので、子供に対しても危ないものであるということをきちんと伝えるようにしてあげましょう。
必ずマナーを知っておこう
「ドローンも子供向けのものを買っておけば安心!」というわけではありません。購入後も安全にドローンを使用できるようにドローンのマナーを勉強しておくようにしましょう。
子供がドローンで遊ぶ際には、親が近くにいる必要があります。子供たちだけで、遊ぶとなるとかなり危険ですし、子供は熱中すれば周りが見えなくなってしまうことだってあります。必ず親がそばについているようにしましょう。
ドローンは制限空域もあるので、飛ばしてはいけない場所が存在します。飛行が禁止されているかどうかは、ドローンを飛ばす前にあらかじめ必ず確認してあげるようにしましょう。
また、飛行が許可されていても人がたくさんいる場合には、飛行を控えたほうがよいでしょう。状況を見て、安全かどうかを判断してあげるとよいかもしれません。

子供でもおすすめのドローン
子供向けドローンの特徴は200g以下で操作が簡単であることです。軽いことで万が一人にぶつけてしまっても大けがには繋がりにくく、墜落による機体へのダメージも軽く済みます。
具体的なドローンの子供向け商品を3つ紹介します。

「U31W」は、重さも200g以下で、ヘッドレスモードも搭載しています。室内でも屋外でも使用できるので、ドローンの利用の幅も広いです。

parrotの「mambo」はとても飛行性能が高いドローンです。ボバリングという空中で一時停止する操作が簡単にできるので、お子様でも操作がしやすいドローンです。

DBPOWER 「GD60」というわずか16gの超軽量ドローンです。こちらのドローンは手のひらに乗っかってしまうほどとにかく小さいのです!また、写真を撮ることもできるので、小さいだけでなく性能もばっちりです。
まとめ
子供にドローンをプレゼントする際の注意点や、おすすめのドローンを紹介しました。操作が難しいというイメージのドローンですが、子供に合ったドローンを選べば意外と簡単に操作することもできそうですね。
ただ、ドローンには危険な面もあるので、ドローンを子供に操作させるときは親がきちんとマナーを守った操作ができるように見守ってあげるようにしましょう。ドローンは、今までのおもちゃとはいい意味でも悪い意味でも一味違ったものとなっています。
