2018.07.27(金)
重要なドローンにモードとは!1と2の違いを知って快適に操縦しよう

「ドローン」を使用するときは、さまざまな専門用語を理解しておく必要がありますが、「いろいろあってよく言葉の意味がわからない」という方は多いのではないでしょうか。
そんな方向けに、今回はドローンの用語について詳しく紹介します。ドローンにはモード1、2などの操作方法の種類があり、操縦するときや購入するときはこれについて把握しておく必要があります。
ドローンに興味がある方はぜひ読んでみてください。
ドローンを操縦するときには必須!
ドローンを操縦する際によく耳慣れない言葉を聞くことがあるでしょう。その際に困らないように、覚えておきたい用語をここで紹介します。
【ドローン本体】
回転翼ともいいます。プロペラといえばわかりやすいでしょう。
ブレード中心部分にあります。
映像を撮影する際にぶれないようにするために、付けられるものです。ジンバルとはもともとひとつの軸を中心として物体を回転させる回転台という意味があります。
【操作用語】
ドローンにはモード1とモード2などの操作方法があります。あとの章で詳しく紹介します。
ドローンのコントローラーのレバーを上下することをいいます。コントローラーを上にあげるとドローンは上昇し、下にさげると下降します。
ドローンのコントローラーのレバーを左右させることをいいます。コントローラーを右に動かすと右に移動し、左に動かすと左に移動します。
ドローンを前後させることをいいます。コントローラーのレバーを上に動かすとドローンが前進して、下に動かすとドローンが後退します。
コントローラーを左に動かして左回転し、右に動かして左回転させることです。
ドローンを停止させることをいいます。
【センサー】
GNSSセンサーとはGPS情報を使って衛星から発信する電波を受信し、機体の位置、緯度、高度を調べることです。
角速度を調べます。角速度とは単位時間当たりの回転角のことをいいます。
物体の速度を測り、ドローン本体をコントロールします。
気圧を検知して、ドローンの本体の高度を判断します。
【その他】
技適マークとは記述基準適合認定書のことです。ドローンを操縦するために国内で必要な登録書です。海外製のドローンは技適マークがない場合があるので、注意しましょう。

プロポとは?
「プロポ」もドローンの操縦に関して重要な言葉です。プロポとは何でしょうか。プロポとはプロポーショナル・システムの略で、「比例制御」という意味です。
プロポはドローンを操縦するときに欠かすことのできない送信機やコントローラーことを指します。
電源ボタン
これがなければドローンを操縦することはできません。トランスミッターといわれる送信機の電源のオンオフをする必要があります。
アンテナ
コントローラーの先端にふたつ付いています。
制御スティック
機体が進む方向と動作をコントロールします。レバーというほうがわかりやすいかもしれません。
リターントゥーホームボタン
リターントゥーホームボタンとは、押すことでドローンを戻してくれるボタンのことをいいます。戻る場所は基本的に最後に離陸した場所で、押さなくても戻ってきてくれる機能がついていることもあります。戻ってくる3つのパターンを紹介します。
①スマート コントローラーを押すだけで戻る
②ローバッテリー 充電が少なくなったら戻る
③フェイルセーフ コントローラーとドローン本体のリンクが切れると戻る
バッテリーがどのくらい残っているのか知らせてくれます。音を鳴らして知らせてくれることもあります。
次の章では先ほど少し紹介した「モード」について紹介します。ドローンにはモード1などの操作方法があります。

モードはどれがいいの?
ドローンはモード1だけでなくモード2、モード3、モード4があります。ドローンでは3と4は使われることはめったにないので、モード1とモード2について詳しく紹介します。
主な違いは操作方法です。スロットルとエレベーターの操作が逆になります。モード1では左側のレバーがエレベーターで、右側のレバーがスロットルになっています。
モード2は逆で左側のレバーがスロットルで右側のレバーがエレベーターになっています。ラダーやエルロンに違いはありません。
海外製品は注意!
日本国内で生産されたドローンは、モード1とモード2のどちらにするかをぶことができますが、海外製品のドローンはモード2しかないことが多くあります。
モード2が国際的にはスタンダードになっているようです。モード1に慣れている場合に新しいドローンを購入するときは、モードに注意しましょう。
モード1、モード2どちらの操作方法を試してみて操作しやすいモードを選んだほうがよいですね。

まとめ
今回はドローンに関しての用語を紹介しました。操作はプロポと呼ばれるコントローラーなどを使用し、操作方法はモード1とモード2があります。海外製のドローンはモード2しかないので注意が必要でしょう。
ドローンを操縦する際は人が少ない広い場所で操作し、安全に使用しましょう。必要な知識をしっかりつけてドローンの操縦を楽しみたいですね。
