2018.07.26(木)
Phantom4シリーズとは?Phantom4について詳しく紹介

ドローンをいろいろなところでみることも多くなってきました。しかし、「ドローンを買いたいけどどんなドローンを選んでいいのかわからない」といったかたは多いのではないでしょうか。そこで今回はPhantom4について紹介していきます。
Phantom4とはDJIという中国のドローン制作会社が作ったドローンのことです。従来品であるPhantom3 より大幅にグレードアップしました。ほかにもphantom4 pro やPhantom4 Advancedなどがあります。
新しくドローンを買おうと思っているかたやドローンに興味があるかたはぜひ参考にしてみてください。
Phantom4シリーズとは? phantom3から何が変わった?

ドローンはたくさんの種類があり、どれを選べばいいかわからないかたはすくなくありません。ドローンのなかでもPhantom4が人気を集めています。従来品であるPhantom3を改良しより性能が高くなりました。
・飛行時間
Phantom3 では約23分でしたが、Phantom4では約28分に飛行時間が長くなりました。
・バッテリー
飛行時間が長くなったということは、バッテリーも長持ちするようになったということです。Phantom3 では4480mAhバッテリーでしたがPhantom4では5350mAhです。mAhとはどれだけの電流を1時間流すことができるのかを示す単位のことです。
・送信機伝送距離
送信機が伝送できる距離は、Phantom3では2kmでしたが、Phantom4では3.5kmになっています。少し離れても操縦できるようになりました。
・最高速度
Phantom3 では水平方向で時速57.6kmでしたが、Phantom4では時速が72kmになっています。スピードが早くなりました。
・重さ
Phantom3 は1.28kgでしたが、Phantom4では1.38kgになっています。0.1kgではそんなに差はないでしょう。
Phantom4の特徴

ドローンの技術も進化をし、より性能が高まっています。Phantom3を改良したPhantom4にはほかにはどんな特徴があるのでしょうか。
・ホバリングの精度が高い
ホバリングとは、ドローンなどの航空機が空中で静止する状態です。Phantom4ではステレオビジョンポジショニングシステム(VPS)を搭載しているので、正確にホバリングすることができます。・手軽に操作できる
スクリーンを2回タップすることで目的地まで操縦することができます。
・撮影の質が高い
風などの影響によって、ドローンでの撮影はブレが生じやすくなっています。しかし、Phantom4ではそんな状況下でもキレイに撮影できるのです。
・機能性が高い
スポーツモードが新しく搭載されました。このモードに切り替えることによって、従来のモデルよりも早い動作を可能にしています。
・素材
Phantom4のボディはマグネシウムでできています。Phantom3 より軽量化しただけではありまえん。より性能が高く、振動を最小限に抑えることができます。機動力や安定性があります。
Phantom4 Proの特徴
Phantom4のなかにも種類があります。まずはphantom4 proです。
phantom4 proは従来のPhantom4製品と比べて、動画処理性能が高いのが特徴です。一般的なカメラと同じような動画を撮影することができます。特別に設計されたレンズによって空撮用に最適になるように作られました。映像がゆがんでしまうローリングシャッター現象を避けることができます。
メカニカルシャッターとは、光が入るシャッターを自動的に開けることで写真を撮ることをいいます。一般的なデジタルカメラなどにはシャッターはないです。このメカニカルシャッターによって映像をキレイに撮影できます。
phantom4 proではカメラ機能が改良されています。画像の大きさ、鮮明度、画像処理システムといった面で大幅にアップグレードされ、色の再現性も高いです。また専用のコントローラーにはモニターがついています。タブレットやスマートフォンを用意しなくても撮影した映像を見ることができます。
phantom4 proではジェスチャーモードも搭載されています。ジェスチャーモードとは特定のポーズをすると自動でシャッターを切ってくれる機能です。集合写真や大勢で撮影したいというかたにはおすすめです。
Phantom4 Advancedの特徴

ほかにもPhantom4 には種類があります。Phantom4 Advancedという種類は、Phantom4と比較して軽いです。重さはPhantom4 Advancedは1.36kgでPhantom4 Proは1.38kgです。
わずかではありますが、Phantom4 Advancedのほうが軽くなっています。Phantom4 Advanceはチタン合金とマグネシウム合金構造になっているため軽量化ができました。
Phantom4 Advancedはディスプレイ上に線を引くだけで、その線の方向に進めることができます。そのため操縦者はカメラの操作に集中することができます。複雑な映像を撮影することができます。
Phantom4 Advancedとphantom4 proは安全性に違いがあります。
phantom4 proでは前と後にビジョンセンサー、機体の左右に赤外線センサー、機体の下にビジョンポジショニングシステムがあります。あわせて5つの方向にセンサーがついています。
それに対してPhantom4 Advancedでは前にビジョンセンサー機体の下にビジョンポジショニングシステムがあります。あわせて2つの方向にセンサーがついています。
センサーが少ないということは、何か異常があったときに検知しにくくなってしまいます。Phantom4 Advancedは後方にセンサーがないのでバックしながら飛行することができなくなってしまいます。
まとめ
ドローンはさまざまな場所で活躍しています。そのため、たくさんの種類が発売されていまます。Phantom4だけでなく、従来品であるPhantom3 やPhantom4 Pro、Phantom4 Advancedなどの種類があります。
違いは映像の動画の質や安全性などです。価格も10万円以上で安くはありませんが、本格的にドローンで操縦したい、空撮したいといったかたにはおすすめです。
ドローンを飛行させる際は場所にも注意が必要です。規制があり、間違った場所でドローンと飛ばすと罰則があります。
そのため、ドローンを飛ばすときには、事前に確認する必要があります。より安全な場所でドローンを楽しむためには、事前にしっかりと注意点を知っておくことが大切なのです。
