2018.07.26(木)
似ているけど違いは?pxy smartとpxy wi-fiについて

さまざまなドローンが登場している昨今ですが、なかでもトップクラスの小ささを誇っているのが、株式会社ジーフォースが販売している「pxy」というドローンになります。
pxyには「pxy smart」と「pxy wi-fi」の2種類が販売されています。これら2つにはどういった違いがあるのでしょうか。お互いの違いを見ていくことで、どちらが自分に合っているかを考えてみましょう。
pxy smartとpxy wi-fiの違いは?

pxy smartとpxy wi-fiの最大の違いは、送信機の有無でしょう。pxy wi-fiには操縦用の送信機が同梱されています。 pxy smartには送信機が存在しておらず、操縦にはスマートフォンを活用するのです。
この2つのトイドローンには外見の色にも違いが出てきます。pxy smartには「サムシングブルー」という水色に近い色合いのものしか販売されていません。しかし、pxy wi-fiは「シャンパンゴールド」と「ロゼピンク」の2種類の色が販売されているのです。
なお、pxy smartとpxy wi-fiは機体のスペックに違いはありません。また、pxy wi-fiでもスマートフォンでの操縦は可能となっています。そのため、好みの色や送信機を使って操縦をしたいかで、どちらがいいのか考えるべきでしょう。
pxy smartとpxy wi-fiの特徴と性能について

pxy smartとpxy wi-fiの最大の特徴は、機体のサイズでしょう。「42×42×22mm」という超小型のドローンであり、重量も約17gと非常に軽くなっています。これだけ小さいにも関わらず、ほかのドローンのように写真や動画を撮影ができるのです。
また、機体がどこに向いていたとしても、操縦者が見た方向に機体が動く「オリエンテーションモード」を内蔵しているため、直感的な操作が可能となっています。ほかにも、3段階のスピード調節機能により、自分に合った速度でドローンを動かせるのも利点でしょう。
pxy smartとpxy wi-fiの弱点
室内で気軽にドローンを飛ばすことができるpxy smartとpxy wi-fiですが、いくつか弱点があります。その1つが、小型ゆえの操縦難度の高さでしょう。とくにpxy smartとpxy wi-fiは少しの操作で急上昇しやすく、一方で下手に高度を下げると墜落してしまうおそれもあるのです。そのため、ドローンを購入したら広めの部屋を使って練習するようにしましょう。
また、pxy smartとpxy wi-fiは飛行可能時間が約5分しかないのも弱点といえるでしょう。5分間飛ばしてバッテリーが切れたら、30分間充電する必要があるのです。バッテリー交換もできないので、長い時間飛ばして遊びたい方には向いていないかもしれません。
pxy wi-fiの操作方法
続いて、pxy wi-fiに搭載された操作モードについて解説していきます。モードによってどのような操作できるのかが異なるので、好みのモードを選ぶようにしましょう。
スティックモード
スティックモードは、付属されている送信機を使ってドローンを操作するモードとなります。送信機にスマートフォンを取り付けることで、ドローンからの映像を観ながら操作することが可能となっています。
スマートタッチモード
スマートタッチモードは、スマートフォンを送信機代わりにしてドローンを操作するモードとなります。操作方法は送信機と変わらないので、スティックモードと同様の操作感覚でドローンを動かすことができるでしょう。
チルト操作モード
チルト操作モードとは、スマートフォンを傾けることでドローンを操作できるモードです。高度の上昇には画面のスティックを使用しますが、前後左右の移動ならスマートフォンを傾けるだけで十分となっています。初心者でも簡単に操作ができますが、細かい動作が難しいというデメリットがあります。
トイドローンを利用するときの注意点

近年では、pxy smartとpxy wi-fiのようにご家庭でも気軽に楽しめる「トイドローン」という種類のドローンが人気をはくしています。トイドローンは重量が200g以下のものが多いため、法律による規制が少ないのが特徴の1つです。
しかし、トイドローンを動かすうえで、注意しなければいけない点がいくつかあります。とくに初心者はアクシデントに対応できずに事故を起こしてしまいがちなので、以下の注意点をしっかり把握しておくようにするべきでしょう。
スペースを確保しよう
初心者が操縦しているときは、操作を間違えてドローンが思わぬ方向に移動してしまう場合があります。誤ってドローンが壁や家具に激突し、ドローンが故障したり壁が傷ついたりしてしまうおそれもあるでしょう。
そのため室内でトイドローンを飛ばす練習をする場合、なるべく家具などの障害物が少ない広い場所でドローンを動かすようにしてください。
風に注意
トイドローンは軽いものが多いので、風の影響を受けやすいという欠点があります。風の影響で飛行が安定しないことが多いです。室外でトイドローンを飛ばす場合は、なるべく風のないときにドローンを動かすようにしましょう。
また、pxy smartとpxy wi-fiは極めて軽量なため、たとえエアコンの風であっても影響を受けてしまうこともあるでしょう。室内でドローンを飛ばす場合には、エアコンに近づかないか、エアコン自体を切っておくのをおすすめします。
まとめ
pxy smartやpxy wi-fiは軽量なために操作がやや難しい面もありますが、操作になれてくれば自由に部屋中を飛行させられるようになるでしょう。
もしpxyの操縦に満足したら、ほかのトイドローンを購入してみるのも面白いでしょう。現在では安価で高性能なトイドローンも多数販売されているので、どんな種類があるのか通販サイトなどで探してみるのがいいでしょう。
また、もっとドローンの操縦技術を磨きたい場合は、ドローンスクールでテクニックを学んでみるのをおすすめします。ドローンスクールなら、操縦技術だけでなくドローンに関する知識も学べて一石二鳥ですよ。
