2018.07.26(木)
カメラ付きドローンはどう選べばいい?オススメのドローンを紹介!

ドローンの人気は高まっており、最近はメディアで取り上げられることも多いです。とくにドローンにカメラがついているものは、自分ではいけないところまで撮影できるため、需要が高まりつつあります。
しかし、ドローンを購入する前にはしっかりと注意点を知っておく必要があります。そこで今回はこのコラムでは、ドローンの注意点から選び方までご紹介していきます。自分に合ったドローンをつける参考にしていただければ幸いです。
カメラ付きドローンの選び方

とても魅力的で購入したい方も多いのが、ドローンにカメラがついているものではないでしょうか。しかし、ドローンを選ぶときにも慎重にならなければなりません。
ドローンはさまざまな種類があります。例えば、ドローンを空撮で使いたいと思っている方はどのカメラ付きドローンならどれでもいいというわけではありません。ドローンに直接ついているものか後ろにカメラがついているものではないと、ドローンからのきれいに撮影ことができないからです。
また、カメラの種類によっても撮る映像が変わってくるのです。静止画のみなのか動画もとれるかも選ぶときのポイントとなります。
さらに、カメラ付きドローンは高ければいいというわけではありません。高価だからといって、飛行時間に注意しないとすぐにドローンが飛ばなくなってしまうこともあるからです。
高性能のものになると、ドローンにカメラ以外の機材が多くついていることがあります。そのため消費電力が高くなり、思っているほど長い時間ドローンを飛ばすことができなくなるかもしれません。
このようにカメラ付きドローンを選ぶときには、しっかりと自分がなにを優先しているのかを考えて選ぶ必要があります。
知っておきたいドローン用語

ドローンを購入するときに、せっかくならドローンにカメラがついているものをと思っている方も少なくありません。購入するときには、知っておいたほうがいい用語もあります。詳しく知っていないと、ドローンを買ってから後悔するかもしれません。
・GPS
スマートホンにもついているGPSは、ドローンについていると便利です。ドローンを飛ばしたときに正確に場所がわかります。しかし、建物のなかや山奥などでは、GPSでも正確な位置がわからないことがあるので注意が必要です。
・FPV
ドローンのFPVとは、飛んでいる風景をモニターなどで確認できるというものです。まるでその場にいるような臨場感を味わうことができます。
・RTF
ドローンを購入したときに箱などに記載されていることが多いです。これは、飛行に必要なものはすべて揃っているという意味です。発売されているドローンにはほとんど記載されています。
・エルロン
ロールとも呼ばれているこの部分はドローンの左右移動のことです。
・スロットル
ドローンを動かすときに最初の動作です。モーターを回転させ、機体を動かしていきます。
・ピッチ
エレベーターとも呼ばれていることもあるピッチは、前後を移動することです。
・ラダー
ドローンの対角線のモーターを動かすことで、回転させることができる動作のことをいいます。別名ヨーも呼ばれ、カメラ撮影をするときには重要な役割をしています。
このようにカメラ付きドローンといってもたくさんの用語があります。そのため、少しでもドローン用語を知っていないと自分の用途にあったドローンを選ぶことができないかもしれません。
オススメのカメラ付きドローン4選
人気が高まっているドローンはたくさんの種類があります。とくにドローンのカメラだけでも種類が違い、どれにしようか迷ってしまいます。そこで、カメラの中で人気のものをいくつか紹介します。カメラ付きドローンを購入するときの参考にしてみてはいかがでしょうか。
・ドローン カメラ付き ラジコン 高品質空撮 スマホ対応 FPV カメラ調整可能 リアルタイム 生中継 マルチコプター JJRC H11WH 4CH 2.4GHz 6軸ジャイロ 3D宙返り RTF 200W画素 屋外/室内 RCドローン ブラック&レッド/Mode 2

スマートホンと連動することができ、Wi-Fiを使えばリアルタイムで映像を確認することができます。スピード変換やボタンによる簡単な操作が可能なので、初心者の方でも楽しめるのではないでしょうか。
・DBPOWER WI-FI FPV ドローン カメラ付き IOS/Androidでリアルタイム 2.4GHz 4CH 6軸ジャイロ 3D VRヘッドセット対応 マルチコプター ヘッドレスモード搭載 国内認証済み 初心者向き 日本語説明書付属

専用のアプリをダウンロードすることで、リアルタイムの映像をスマートホンでみることができます。また、機体がどこに向いても操縦しているほうに向くことができ、操縦者とドローンの視点を同じで楽しむことできます。
・Holy Stone ドローン HDカメラ付き iPhone&Android生中継可能 高度維持機能 2.4GHz 4CH 6軸ジャイロ Wi-Fiカメラ FPVリアルタイム 国内認証済み HS200 (レッド)

気圧センサーが搭載されているため、高度を維持することができます。ワンタッチで撮影することができ、簡単な操作で360度回転させることもできます。
・Potensic ドローン 高度保持 HD空撮カメラ WiFiリアタイム ヘッドレスモード 2.4GHz 4CH 6軸ジャイロ マルチコプター 日本語説明書付き 国内認証済み A20W ブラック

初心者やお子様でも簡単な操作で飛ばすことができるドローンです。ドローンの暴走や紛失を防止するためにワンキー離陸や着陸機能がついています。また、専用のアプリを入れるとスマートホンで簡単に操作することもできます。
ドローンに関する規制を知ろう

いろいろなところで活躍しているカメラ付きドローンは、一見どこに飛ばしてもいいようにみえます。しかし、注意しなければならないのが航空法です。
ドローンは、規制されているところでは申請が必要となってきます。そのため、そういった場所をしっかりと知っておくことが重要です。
150メートル以上
ドローンをどれくらいの高さまで飛ばすかで申請が必要となる場合があります。地上から150メートル以上飛ばすのであれば、飛行機などと接触するおそれがあります。また、この高さまでいくと万が一落下したときに、落下先によっては大怪我につながってしまうことも考えられます。そのため、150メートル以上飛ばすのであれば申請が必要となります。
密集地帯
人口が約5,000人以上で、密度が4,000人/km2以上の区域内で隣接しているところを人口集中地区といいます。こういった場所でドローンを飛ばすことは規則があるのです。この地域は必ずしも人がいるわけではなく、河川敷や海のこともあります。「この場所なら大丈夫」と思っていても人口集中地区かもしれません。そのため、ドローンを飛ばす前に事前に確認する必要があります。
ドローンを飛ばす際の注意点
せっかくこだわって購入したカメラ付きドローンはいち早くとばしたいものです。ドローンのカメラを利用してたくさんの映像を撮影したいのではないでしょうか。しかし、いくらドローンの規制を調べても、ほかにも注意しなければならないことがあります。
天候
ドローンを飛ばす日を決めても、その日が悪天候のときもあります。そういったときは、無理にとばすのはさけましょう。今はたくさんのドローンが発売されています。その多くは、防水などの機能がついていないことがあります。とくにカメラ付きドローンの場合は、防水機能がついていないとカメラが壊れてしまうおそれがあります。
また、砂浜にも注意が必要です。いくら晴れていても風がつよければ砂やゴミがまっています。そうなると、ドローンに入ってしまい不具合を起こすおそれがあります。
電波
広い敷地でも安心してはいけません。電波で飛ばしているドローンは電気機器や電波塔などによって電波干渉がおこるおそれがあります。そうなると、操縦不可能になり、ドローンがどこかに落下してしまうおそれがあります。
障害物
テスト飛行をする際、室内でドローンを飛ばす方も少なくありません。しかし室内は思っている以上に狭く、障害物もたくさんあります。家具や電化製品などにぶつかってしまうと、ドローンはもちろん家具なども壊れてしまうおそれがあります。そのため、いくらテスト飛行でも広い空間で飛ばすようにしましょう。
また、大勢の人がいるところでも注意が必要です。ドローンを飛ばす腕に自信があっても、ドローンが落下したときのことを考えておかなければなりません。人が大勢いるところにドローンが落ちるとたくさんの人がけがしてしまうおそれがあります。そのため、ドローンを飛ばすときは注意しましょう。
まとめ
最近では人気が高まりさまざまなドローンが発売されています。意外と手軽に入手することができるドローンは、どこにでも飛ばしていいわけではありません。しっかりと規則を守る必要があります。
また、ドローンにカメラがついているものは魅力的です。しかし、カメラ付きドローンは用途によって種類を選ばないと、自分が考えているほど飛ばすことができないかもしれません。しっかりと用途を確認し、自分にあったドローン選びができるといいですね。
