2018.07.26(木)
トイドローンHoly Stone F181Wはオススメ?何が違う?

最新技術の1つとして現在も注目を集めているドローン。輸送や農業などさまざまな分野で活用されていますが、娯楽として楽しむための「トイドローン」というものも登場しています。
そんなトイドローンのなかでも、初心者におすすめの商品として人気だったものが「Holy Stone F181CK」でした。そして2016年11月には、このF181CKの後継機である「Holy Stone F181W」が発売されました。
この「Holy Stone F181W」は、前機種からどういった点が進化したのでしょうか。このコラムでは、F181Wの性能について解説していきます。
目次
トイドローンってなに?ドローンの法律について
「Holy Stone F181W」のような約1万円で購入できる安価なドローンは、「トイドローン」と呼ばれることがあります。このトイドローンの特徴として、一般的なドローンより気軽に空に飛ばせるというものがあります。
2018年7月現在の日本では、ドローンの飛行にはさまざまな制限があります。ただし、それらの制限は重量が200g以上あるドローンを対象にしたものです。トイドローンのほとんどは、重量が200g未満のものとなるため制限の対象外となります。
そのため、トイドローンは一般的なドローンよりも自由に飛行させることができるのです。とはいえ、トイドローンであっても国の重要な施設の周辺などで飛ばすのは禁止されているので、注意しましょう。
リーズナブルで高性能!Holy Stoneの「F181W」
そんなトイドローンのなかでも評判が高い製品の1つが、「Holy Stone F181W」になります。さきほども述べたとおり、この商品は約1万円という比較的安価な値段で購入することができるのです。

F181W初心者におすすめできる理由とは?
F181Wの利点として、操作のしやすさを挙げることができます。安定性が非常に高くなっているので、初心者でも簡単にドローンを飛行させることができるのです。初心者が苦戦しがちなホバリングも、F181Wであればそれほど難しくないでしょう。また、リモコンのワンキー操作で離陸も着陸もできるので、直感的な操作が可能となっています。
それ以外にも、たとえ機体がどこを向いていたとしても、操縦者から見た方向に機体が移動する「ヘッドレスモード」も内蔵されています。この機能のおかげで、思わぬ方向に移動してしまい操縦者が混乱することもないでしょう。
ほかにもこんな利点が
F181Wにはほかのトイドローンと同様にカメラが取り付けられています。F181Wのカメラは広角レンズフィルターが搭載されているだけでなく、解像度も720Pの高解像度となっているのです。そのため、ドローンが空から撮影したきれいな写真や映像を楽しむことができます。
また、F181Wは専用のバッテリーが2つも付属されているだけでなく、予備のプロペラやドライバー、モバイルバッテリーなども一緒に入っています。こうした付属品が充実しているのも、F181Wが初心者向けである理由となっているのです。
前機種「F181CK」から何が変わった?
ここで気になってくるのが、F181Wの前機種であるF181CKからどういった点が変更されたのかという点です。新機種になるにあたって、どういった点が進化したのでしょうか。
ここが違うぞ、F181W
F181CKはスマートフォンに映像を送ることはできませんでしたが、F181Wはスマートフォンとwifiでつながることによって、内蔵されているカメラで撮っている映像をスマートフォンで中継できるようになりました。
また、専用アプリをあらかじめダウンロードしておくことで、スマートフォンをリモコン代わりにできるようにもなっています。スマートフォンを傾けるだけで操作できる「チルトモード」によって、より操作が簡単にできるようになったのです。
そのほかの大きな変更点は、気圧センサーの存在でしょう。この気圧センサーが内蔵されたことによって、高度維持がより簡単になったのです。前機種であるF181ckも高度維持が簡単にできましたが、F181Wはそれ以上に高度維持がやりやすくなっているのです。

Holy Stone F181Wはこんな人にオススメ
F181Wは、ドローンを飛ばしてみたいけれど何を買えばいいのかわからないという方に、おすすめしたい一品となっています。F181Wなら安定した飛行が可能なので、たとえ未経験の方であってもドローンを楽しむことができるでしょう。
その一方で、F181Wには機敏さが足りないという欠点があります。ゆっくり動かせるのは初心者でも扱えるためメリットにもなるのですが、慣れている方にとっては物足りなさを感じる場合があるでしょう。
もしF181Wに物足りなさを覚えたら、ほかのトイドローンにも挑戦してみるのをおすすめします。現在もさまざまなタイプのトイドローンが販売されているので、自分に合ったトイドローンを探してみるといいでしょう。

まとめ
F181Wは初心者でも取り扱いが簡単なため、はじめてドローンを動かす方におすすめしたいトイドローンです。しかし、いきなり屋外などでドローンを飛ばすと、事故を起こしてしまうのではないかと不安に思う方もいるでしょう。
そんな方は、ドローンスクールなどでドローンの操縦を学ぶのをおすすめしたいです。ドローンスクールならドローンを飛ばす際の制限についても知ることができるので、うっかり制限を破って大事になる心配もする必要がなくなります。
独学でドローン技術と学ぶのと、講師の下でドローン技術を学ぶのとでは、上達速度に違いが出てくるでしょう。いちはやく操縦技術を伸ばして周囲に差を付けたい方は、ドローンスクールに通うことをおすすめします。
