2019.07.23(火)

ダムでドローンを使って空撮はできる?規制や注意点についてもご紹介

ダムでドローンを使って空撮はできる?規制や注意点についてもご紹介

ドローンを使っての空撮映像はテレビで見られることも多くなり、今では一般的なものになりました。とくに観光客が多く訪れるような絶景といわれる自然の風景などは、ドローンの空撮だと一層見応えがあります。

ここ数年で、ダムも観光スポットとして人気がある場所のひとつになっています。とくに富山県の黒部ダムは、日本最大の絶景ダムとしても有名で、海外から観光客が来るほどの人気スポットです。そんなダムを上空から撮影できれば、迫力のある映像が撮れることでしょう。

しかし、実際にダムはドローンで空撮することが可能なのでしょうか。こちらのコラムでは、ダムでドローンを飛ばすときの注意点や規制などをご紹介していきます。

ダムでドローンを使った空撮はできるの?

基本的には、個人的な趣味としてダムでドローンを飛ばすのは禁止されています。とくに一般開放をしている観光客が多いダムでは、事故防止などの理由からドローンの飛行が禁止になる場所も増えてきています。

しかし、一部のダムでは管理者に事前申請することでドローンを飛ばして空撮することが可能な場所もあるようです。それでも飛ばせる時間帯や空域などが、細かく制限されていることがほとんどです。ダム周辺でドローンの飛行をする際は、どのようなことに気をつけなくてはいけないのでしょうか。

ダム周辺で適用される規制

ドローンを飛ばすには、国家資格などは必要としません。しかし、ドローンの飛行にはさまざまな規制があり、ダム周辺においても法律を守らなくてはいけません。

150メートル以上の空域飛行

地面や水面から150メートル以上の空域は、航空法により原則としてドローンでの飛行は禁止とされています。

第三者の30メートル以内の飛行

ドローンと第三者の距離が30メートル以内になる範囲で飛ばすことは、衝突のリスクがあることから規制対象となっています。一般開放のダムでは多くの観光客が訪れることもあり、ドローンの飛行が禁止されていることがほとんどです。

私有地上空での飛行
ダム周辺で適用される規制

土地の所有権は地面だけでなく上空にも適用されるため、私有地の上空で許可なくドローンを飛行させることは民法に違反してしまう可能性があります。

肖像権の侵害

ダムでドローンを使って空撮した画像に人が映りこんでいた場合、同意を得ずそのままWeb上で公開してしまうと肖像権の侵害行為になるおそれがあります。

ダムの点検業務としてドローンが活躍

ドローンは年々技術の発達が進んでおり、趣味の範囲だけでなくさまざまな産業に運用されはじめています。そのなかで、ドローンがダムの点検に利用されるケースがでてきました。この章では、実際にドローンがダムの点検に使われた実例についてご紹介します。

砂防ダムでのドローン検証

2019年には石川県で、砂防ダムの点検作業の効率と精度を向上させるための新しい取り組みとしてドローンが導入されました。砂防ダムとは、土砂災害を未然に防ぐためのダムです。

ドローンであれば足場の悪い場所や人の目で確認するのが困難な場所でも点検を容易におこなえます。また、点検用ドローンに搭載されている赤外線カメラで、人間の目では確認が難しいダム周辺の岩盤内の亀裂なども点検できます。

水中ドローンによる検証

ドローンというと空を飛んでいるイメージを持つことが多いと思いますが、水中専用のドローンも開発されており、さまざまなシーンで活躍してきています。大分県ではすでにダムで水中ドローンを使った点検の実証試験がおこなわれています。

これまでのダム点検は潜水士によっておこなわれてきましたが、調査できる水深や潜水時間に限りがあり、安全性の問題で点検が難しい箇所もありました。水中ドローンを使えば、堆積物の確認や取水口点検などが比較的手軽におこなえるようになります。

ダムでドローンを飛ばすときの注意点

ダムのように激しく水が流れている場所でドローンを飛ばす際には、さまざまな危険が考えられます。機体の故障だけでなく、第三者への被害など起こりうる注意点をご紹介しておきましょう。

水没や落下により起きる危険

水没や落下により起きる危険

ダムの放流中は大量の水が移動するために、水を放流する洪水吐などの付近では気流が不安定になります。不安定な気流にドローンが流されると、ドローンが墜落してしまうおそれがあるのです。そのままドローンが水没してしまえば、機体を取り戻すことはまずできません。

また、ダムに備えつけられている変電所や送電線などのダム施設へドローンの機体が落下して運営に支障をきたしてしまえば、損害賠償が発生することもありえるのです。

さらに、操縦がきかなくなった機体は思いもよらぬ場所へ落下することもあり、ダムを見学中の第三者に墜落してケガを負わしてしまいかねません。

ダムでのドローンの墜落事故を避けるために、放流中はドローンを飛ばさないようにしましょう。

山間部で起こりやすい電波障害

ドローンはGPSを利用することによって、自律飛行がおこなえます。自律飛行機能を利用すれば、自動的に機体を安定させることができ、安全にドローンを飛ばすことができます。

しかし、ダムのある山間部では電波障害が発生しやすく、GPSの電波をドローンが受信できないGPSロストを引き起こすことがあります。GPSロストが発生してしまうと、自律飛行機能が使えなくなってしまいます。そのため、GPSなしでの操作に慣れていない場合は、機体をうまく安定させられずにドローンを墜落させてしまうこともありえます。

ダムでドローンを操作する場合は、日ごろからGPSなしでもしっかりとドローンを操縦できるようにして、GPSロストに備えましょう。

ドローンをうまく操縦するためには

ドローンをうまく操縦するためには

ダムでドローンを安全に飛ばすためには、正しい知識と高い操縦技術が必要です。ドローンスクールでは、専門的な知識や技術を習得できるため、これからドローンを使い続けていくのであれば通ってみてはいかがでしょうか。

ドローンスクールは、スクールによってさまざまなコースがあります。中には、ダムなどでも活用できる空撮技術を習得できるコースもあります。

ほかにも仕事に活用できるような、ドローンを使った農薬散布や測量などを専門的に学ぶことができるコースなどもあります。ドローンスクールのコースの種類は、ドローンの需要の増加にともなって、今後より増えていくかもしれません。

自分にあったコースを受講すれば、ドローンを使った仕事の幅を広げることができるでしょう。さらに、スクールによってはドローンの資格を取得できることもあります。今後、ドローンを利用した仕事をしたいという場合は、いまのうちにドローンスクールで資格を取得しておくのもいいかもしれません。

ドローンスクールによっては、ドローンの体験会やスクールの説明会をおこなっていることもあるので、まずはそこから雰囲気をつかむのもひとつの手です。

まとめ

観光スポットとして人気の高いダムでドローンを使って空撮することは、禁止されていることがほとんどです。しかし、ダムの管理者に許可を取れば空撮ができるケースもあります。許可が通った場合でも飛行できる空域など制約が数多くあるため、飛行ルールなどを理解して安全に配慮した飛行をしましょう。

ドローンはダム施設の点検などにも試験運用されはじめており、今後は災害対策など幅広い活用が期待されています。しかし、操縦方法を間違えれば事故につながるおそれもあり、ダム付近のような環境下での操縦にはとくに高い技術が必要となります。

ダムの空撮や点検時に必要な高い操縦技術と専門的な知識を習得するには、ドローンスクールに通うことがおすすめです。スクールによって受講できるコースが異なるので、自分にあったコースを選択しましょう。

ドローンスクールで操縦技術を磨いたり資格を取得したりすれば、ドローンを使ってできることの幅が大きく広がります。今後成長が見込まれているドローン市場で活躍したい場合は、いまのうちにドローンスクールに通ってみてはいかがでしょうか。

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