2019.07.10(水)

DJI CAMPでドローン操縦のプロになろう!受講のメリットから申請方法まで

ドローンのビジネスは年々サービスも多様化し、市場も急激に成長しています。それにともない多くの民間企業がドローン市場に参入し、さまざまなドローンの資格が誕生してきました。

ドローンの資格を取得しておけば、今後さらに市場の拡大が見込まれているドローン業界で活躍できるかもしれません。しかし、さまざまな資格があるため、一体どれを取得すればよいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。

そこでこのコラムでは数多くある資格の中でも、DJIが運営するプログラムであるDJI CAMPをとおして取得できる技能資格についてご紹介していきます。今後、ドローン業界で活動したいという方はぜひとも参考にしてみてださい。

DJI CAMPとはドローン操縦者育成プログラムのこと

ドローンを安全に飛行させるためには、相応の操縦技術や知識が求められます。そのため、ドローン関連団体の中には、ドローン操縦者が安全にドローンを飛行できるように育成するための講習などをおこなっていることが多いです。ドローンメーカーであるDJIも、DJI CAMPというプログラムをとおしてドローン操縦者の育成に努めています。

DJI CAMPとはドローン操縦者育成プログラムのこと

DJI CAMPの概要

ドローン市場において、世界でも約7割のシェアを占めているDJIが主催しているプログラムです。プログラム内では、ドローンの基本的な操縦技術や知識、DJI製ドローンの情報などを学べます。また、DJI CAMPを受けて技能テストに合格することで、技能資格を取得できます。

資格の種類

DJI CAMPの技能資格には3種類のランクがあります。それぞれのランクごとに求められる飛行操縦経験が異なります。

DJIスペシャリスト

DJIのドローンで10時間以上の飛行操縦経験があり、DJIインストラクターからの指導のもとDJI CAMPを修了して最終技能テストに合格すると取得できます。

DJIインストラクター

DJIのドローンで50時間以上の飛行操縦経験があり、DJIマスターによるDJI CAMPを修了し技能テストに合格することで取得できます。資格を取得すると、DJIスペシャリストの教育や技能資格の認定もおこなえるようになります。

DJIマスター

DJIの選考により認定されること資格で、DJIのドローンで100時間以上の飛行操縦経験が必要です。また航空法や電波法などを含む高度な知識や操作技術、ドローンの指導経験なども求められます。

資格の取得後はDJI CAMPの運営に参画し、DJIインストラクターの教育や技能資格の認定をおこなうことができます。

取得のメリット

DJI CAMPの技能認定があると、ドローンの知識や操縦技術の証明になります。これにより、飛行許可の際に国土交通省へ提出する申請書類の一部を省略できるため、手続きを簡略化できるケースがあります。また、DJI JAPANが取り扱うDJIの賠償責任保険が割引されるのもメリットのひとつです。

JUIDAやDPAの資格との違いは?

ドローン市場が年々拡大していく中、DJI CAMPの技能資格以外にもさまざまなドローンの資格があります。ここでは、多くのドローンスクールと提携しているJUIDAとDPAの特徴などを例にあげてDJI CAMPとの違いをご紹介していきます。

JUIDA

JUIDAは、ドローンを使用するさまざまな分野で新しい技術の開発や事業支援をおこなっている団体です。提携しているスクールは100校以上あり、カリキュラムの受講後の修了試験に合格することで「無人航空機操縦技能証明書」や「安全運行管理者証明書」を取得できます。

修了試験にはドローンを飛ばす技術と航空法ルールなどを中心に、4日前後のカリキュラムが組まれていることがほとんどです。無人航空機操縦技能証明書は、取得していることで国土交通省への飛行許可申請を簡略化ことができ、ドローンの飛行技術や知識を証明できます。

安全運行管理者証明書は、安全にドローンを飛行させるための操縦技術と知識があることの証明になります。また提携しているスクールによっては、ドローンを使った空撮などを学べるコースもあります。証明書の取得にかかる全体の費用は、20~30万円となります。

DJI CAMPとの違いは、JUIDAがドローンを安全に操縦するところに重点をおいているところでしょう。このためJUIDAでの資格取得後は、ドローンを使用した業務で安全指導をする立場になどに就くことができるのです。

DPA

DPAは、ドローンの共同研究や企業コンサルティングなど産業を中心に活動しています。DPAでは、認定資格である「ドローン操縦士回転翼3級」を取得することができ、こちらもJUIDAと同じように国土交通省への申請書類を簡略化できます。資格を取得するためには、認定校のコースにもよりますが4日間前後のカリキュラムを修了することが必要です。

DJI CAMPと異なる大きな特徴のひとつとして、認定校で専門的なコースを選択できることがあげられます。ドローンを利用した農薬散布や測量など、受講するコースによって専門的な技術を習得することが可能です。とくに農業や建築に携わることを検討しているかたは、仕事の幅を広げることができるでしょう。

JUIDAやDPAの資格との違いは?

DPAもJUIDA同様、資格取得にかかる費用が20万円前後と高めではありますが、豊富な実技訓練などによって高い操作技術力が習得できるのがDPAの強みのひとつといえます。

JUIDAやDPAでは、習得できる技術がコースによって異なるため、DJI CAMPも含めて自分が磨きたいと考える技術のカリキュラムを受講することがおすすめです。

DJI CAMPのプログラム内容

DJI CAMPは、DJIが提携しているさまざまなインストラクター企業から受けることができます。DJI CAMPの受講から資格の発行までの流れをみていきましょう。

DJI CAMPの受講

座学講習ではテキストに沿って、DJI製品についての基本的な概要から電波や気象などについて学び、ドローンの飛行に関する法律や安全基準、禁止事項も身につけていきます。実技講習ではDJI製ドローンを実際に飛行させながら、基本的な操縦技術やドローンのメンテナンス方法なども指導してもらえます。

筆記試験と飛行技能試験

DJIスペシャリストの認定資格を得るためには、筆記試験と飛行技能試験の両方に合格しなければなりません。どちらかの試験に落ちた場合は、あらためて再試験を受けることもできます。両方の試験と最終のオンラインテストに合格することができれば資格認定証が発行されます。

DJI CAMPのプログラム内容

試験の難易度はどれくらい?

筆記試験では、DJI CAMP技能認定専用テキストをベースに出題がされます。技能試験は、車でいうところの運転免許を取得するための路上試験と同じで、ただドローンを飛ばすだけではいけません。各項目には評価基準があり、ドローンを安全に正しく操作できているかもポイントとなるのです。技能試験で評価される操作には、次のようなものがあります。

  • 離陸……飛行前の機体コンディションをチェックし、周辺の安全確認をしっかりおこなえているか。
  • 操作技術 -GPSや自動操縦を切った状態で、ドローンの操作ができるか
    -ホバリング……ドローンを一定時間、安定して滞空させられるか。
    -八の字旋回……正確に八の字を描きながら飛行させられるか。
    -ノーズインサークル……正確に中心を向いて円を描けるか。
  • 着陸……着陸地点の安全をしっかり確認できているか。

DJI CAMP受講にかかる費用

DJI CAMPの資格取得までにかかる費用は10万円前後です。ここでは費用の内訳をみていきましょう。

取得費用は事前に確認をしよう

受講費用は基本的に50,000~60,000円前後です。しかし、インストラクター企業によってはドローンのレンタル料や飛行練習場の使用料などの諸費用がかかるため、受講費用が変動するケースがあります。

また、DJI CAMPの受講には1冊約3,000円の技能認定テキストが必要となります。さらに、すべての試験に合格した場合には認定書の発行費用として約16,000円が必要です。

助成金が使える可能性も

DJI CAMP受講にかかる費用

法人向けのインストラクター企業でDJI CAMPを受講する場合は、受講や資格取得にかかる費用に対して助成金が利用できるケースがあります。助成金の額は、受講するコースなどによって変動します。

助成金を受給するには一定の条件を満たす必要があるほか、各種書類を提出しなければなりません。受給条件や必要書類の詳細を確認したい場合は、厚生労働省のホームページを確認してみてください。インストラクター企業によっては、必要書類の作成や申請の代行をおこなっていることがあるので一度相談してみましょう。

DJI CAMP受講の申請方法

ここまでコラムを読んできて、実際にDJI CAMPを受講してみたいと思った方もいるのではないでしょうか。この章では、DJI CAMP受講の大まかな申請方法をご紹介していきます。

登録と準備

DJI CAMPでDJIスペシャリストの認定資格を取得するためには、DJIのドローンで10時間の以上の飛行操縦経験があることが最低条件となります。もしドローン操作が未経験の場合には、初心者講習が受講できるドローンインストラクター企業を選び、経験を積むところからスタートです。

飛行操縦経験を積んで受講条件を満たせたら、DJI CAMPが受講できる企業のホームページなどから申請をおこないましょう。DJI CAMPを受講するために必要な技能認定テキストは、基本的にインストラクター企業のホームページから購入できます。

DJI CAMPの開催場所とスケジュールの確認方法

開催場所やスケジュールは基本的に、インストラクター企業のホームページ内にある受講予約のページで確認できます。予約ページから自分に都合の良い開催場所と日時のDJI CAMPを選択しましょう。

まとめ

DJI主催のDJI CAMPでは、3種類の技能資格を取得できます。DJI CAMPの認定資格を有することで、国土交通省への申請書類が簡略化でき、業務としてドローンを使用する場合にはクライアントからの信頼を得ることができます。

JUIDAやDPAでもドローンの資格がありますが、DJI CAMPとはまた異なった内容を学べます。そのため、自分の進みたい道に合ったドローンの資格を選ぶとよいでしょう。

DJI CAMPの受講から資格認定までは、10万円前後の費用がかかります。法人向けインストラクター企業でDJI CAMPを受講する場合は、助成金が下りるケースがあります。企業でDJI CAMPを受講する場合は、助成金の適応可否などをしっかり確認しておきましょう。

DJI CAMPの開催地やスケジュールなどはインストラクター企業のホームページ内で確認できます。自分の都合に合わせて開催地やスケジュールを選んでみてください。

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