2019.05.24(金)

ドローン活用は課題だらけ!!日本が抱える規制と問題について解説

ドローン活用は課題だらけ!!日本が抱える規制と問題について解説

年々、普及率が上がっていくドローン。今後ドローンは、さらに普及していくことが予想されています。自由に飛行を楽しんだり、カメラ機能を使って空撮を楽しむなどの趣味で使う方も多くなってきます。

最近ではドローンを使ったレース競技も盛り上がっています。そんなドローンですが、ビジネスの世界でも活躍しています。映像・建築・点検・測量などさまざまな分野でドローンは活用されています。

しかし日本においてドローンを活用するには、技術・法律の問題を解決しなければなりません。この記事では日本が抱えるドローンの課題について解説していきます。

日本の法律は遅れている?ドローンの課題

ドローンビジネスにおいて日本は遅れをとっています。日本は安全第一という面から航空法でさまざまな規制がかけられています。たとえば、空港周辺・人口集中地区・イベント上空での飛行は禁止されています。他にも目視外飛行・夜間飛行・人や物(物件)から30m以内での飛行といったさまざまな条件で規制がかけられています。

この規制下で飛行する場合には国土交通省への申請が必要になります。しかしこの申請はドローンの資格を持っていないと、通らないことがあります。こういった理由から、国内でドローンを飛行させるビジネスをおこなうのは難しいです。この状況が日本のドローン活用の課題といえます。

ドローンビジネスで注目されているのが、ドローンによる配送です。ドローンを利用することで交通渋滞に左右されない配送と人手不足の解消が期待されています。しかしドローンを配送に利用するには目視外飛行の規制が足かせになっています。

日本では、目視可能な100m~150mの配送は可能ですが、長距離での配送は空撮カメラのみでの確認になるため規制の対象になっています。しかし2018年から規制緩和の話も進められて日本でも配送に活用できる可能性が出てきました。

日本ではようやく目視外飛行の規制緩和の話し合いが始まったところですが、ドローン大国のアメリカではAmazonが実験的に配送をおこなうなど、実現に向けて進みだしています。規制緩和についてはまだまだ遅れをとっている日本です。次の章では規制緩和に向けた管制サービスについて解説していきます。

ドローン活用は課題だらけ!!日本が抱える規制と問題について解説

目視外飛行実現に向けて管制サービスが必要

日本で目視外飛行が実現すれば、配送でドローンが使われることが多くなります。そうなると上空で数多くのドローンが飛び交うことになります。上空には道路のように決められたルートが存在しないので衝突事故・墜落事故の危険性が高いです。

上空でのドローンの事故は人・物(物件)・車との衝突事故につながる可能性が高いです。そんな事故を防ぐためにも管制サービスというシステムが必要になります。複数のドローンの飛行プランをひとりの管制士が管理するシステムです。

株式会社ドローンネットではドローンからの映像をリアルタイムで配信する「DRONE SCOPE」というアプリケーションを開始しました。ドローンの映像をリアルタイムで確認しながら、飛行プランの指示をおこなえるアプリケーションです。

管制士が複数台のドローンを管理できるので、コスト削減の面で配送業への活用が期待されています。管制サービスのシステムは整ってきているので、今後は目視外飛行の緩和がドローン活用の課題です。

目視外飛行が緩和されれば、数多くのドローンが飛行するようになります。そんな中で必要になってくるのが、サイバーテロに対するセキュリティです。次の章では、ドローンのセキュリティについて解説していきます。

オリンピックでの活用にはセキュリティ面の不安も

2020年開催予定の東京五輪の撮影にドローンが活用される予定です。しかしこういった大規模なイベントに危惧されるのがドローンジャック(乗っ取り)によるテロ行為です。ドローンは、機体に使われている電波の周波数を読み取り、同一周波でさらに強い電波を送ることで、その機体を乗っ取ることができます。

乗っ取った機体を使って観客・選手・大会関係者に攻撃したり、競技や式典の妨害をすることが予想されているそうです。他にもドローンの空撮映像からオリンピック関係の機密情報を得るといった犯罪行為がおこなわれるかもしれません。

またオリンピックだけではなく、街中にたくさんのドローンが飛び交うようになるとドローンジャックによる犯罪が増えるといわれています。たとえば配送中のドローンを乗っ取り、そのまま荷物を強奪する窃盗行為です。

他にも、複数のドローンを乗っ取り、衝突させあって大規模な墜落事故をおこすといったテロ行為も考えられます。このように数多くのドローンが活用される未来では、セキュリティの問題が大きな課題となってきそうです。

しかし産業目的で活用されるには、まだまだドローンは課題をたくさん抱えています。次の章ではドローンに期待されている機能について解説していきます。

ドローンの性能も発展途上!産業活用に必要な機能

ドローンはこれから配送業界での活躍が期待されています。しかし本格的に活用するには機能としては不十分です。必要とされている機能は主に、飛行時間・耐久性・天候への対策・積載量などがあります。

まずは飛行時間に関してですが、ドローンの飛行時間は長くても30分です。配送で使うにはこの時間はとても短く不十分で、改善が期待されています。

耐久性や天候の問題としては、たとえばドローンは風速5m以上時に飛ばすことができません。これに耐えることができなければ安定した配送は不可能です。風が強いと小石などが飛んでぶつかる可能性もあるので、故障しないためにも耐久性に優れた機体が必要となります。他にも雨や雪などの、不安定な天候に強くなることが求められています。

また積載量の増加も期待されています。ドローンを導入することで、効率化ができても一回の配送でたくさんの荷物を運べなくては意味がありません。現時点でのドローン積載量は、現時点では実際の配送に活用できる段階ではありません。

このようにドローンには課題がたくさん残されています。この改善点をクリアすれば今後、新たなビジネスが実現するかもしれません。次の章ではこれから実現するかもしれないドローン産業について解説していきます。

ドローン活用は課題だらけ!!日本が抱える規制と問題について解説

これから実現するかもしれないドローン産業

これまではドローンの課題について解説してきました。しかしドローン産業には明るい未来予測もあります。その中には近未来的で胸がおどる産業もあります。この章ではドローン活用によって実現するかもしれない産業について解説していきます。

ドローンビジネスとして実現が期待されているものに「ドローンタクシー」というものがあります。一人乗りドローンを用いて、自動操縦で乗客を目的地まで運ぶサービスです。このサービスを開発しているのは、中国のドローンメーカーの「EHANG」です。

この一人乗りドローンは既に実地試験もおこなわれていて、機体名は「EHANG184」です。

この「EHANG184」は人を乗せるドローンとして高い性能を誇っています。飛行可能距離は40㎞~50㎞と通常のドローンに比べてはるかに長いです。

バッテリーの持続時間は約30分と通常のドローンと同じで短いように思われますが、今後ドローンに使われるバッテリーのエネルギー密度が上がっていけばさらに長距離運搬が実現可能です。操縦面でもモニターのナビゲーションシステムで簡単な入力するだけで目的地まで運んでくれるため、誰でも利用することができます。

また産業目的だけではなく、民間向けのドローンカーの開発も進んでいます。このビジネスが実現すれば80年代のSF映画で予測されていた、空飛ぶ車が飛び交う社会が実現する可能性があります。

他にもドローンを警備に活用することも、期待されています。システムとしては敷地内のレーザーセンサーが侵入者を検知すると、即座にドローンが現場に向かうというものです。 現場に着いたドローンは手の届かないところから侵入者を撮影して、コントロールセンターに情報が送信します。この情報を元に警備員は現場対応をおこないます。もしかしたら、このまま開発が進んでいけば、人を必要としない警備が実現するかもしれません。

このように一般的には認知されていないですが、ドローンを活用することでさまざまなビジネスが期待されています。実現すれば、私たちの生活をより豊かにしてくれるでしょう。この記事を読んで、ドローンのビジネスについて興味を持っていただければ幸いです。

まとめ

日本国内でのドローン活用の課題は航空法による規制です。ドローンの飛行は、航空法で厳しく制限されているので、規制緩和が期待されています。さまざまな規制がある中でも期待されているのが、目視外飛行の規制緩和です。

目視外飛行をおこなうことができるようになれば、ドローンを配送に活用することができます。ドローンを使うことで、交通渋滞に左右されない配送をおこなうことができます。また他にも実現が期待されている、ドローンビジネスがあります。

また、今後期待される産業としては、ドローンを使ってお客さんを目的地まで自動運転で運ぶ「ドローンタクシー」というサービスの実現が期待されてるそうです。他にもドローンを警備に使うことで、人を必要としない警備が実現するかもしれません。

今はまだドローンの活用には課題が残されています。しかしドローンビジネスが実現すれば、我々の生活をより豊かにしてくれるでしょう。

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