2019.04.02(火)

林業と最新技術の融合!スマート林業がもたらすメリットを解説します

林業と最新技術の融合!スマート林業がもたらすメリットを解説します

林業は、古くから続く産業のひとつです。しかし、その技術もまた古いままであるわけではありません。林業に新たな技術を取り入れたスマート林業というものがあるのです。

スマート林業では、ICTやドローンといった最新技術が使われています。このスマート林業によって、林業の抱えるさまざまな課題が解決できるかもしれません。

今回は、そんな林業の将来を支えるスマート林業について分かりやすく解説していきます。スマート林業とは、といったところからドローンを用いた調査の簡単な方法までお話ししていきますので、興味のある方はぜひご一読ください。

スマート林業ってそもそもなに?

従来、林業における調査や測量は人の手でおこなわれてきました。しかし、この方法では作業効率が悪く、人手が不足している現在では困難なのが実情です。そこで注目を集めているのがスマート林業です。

スマート林業とは、林業にICTなどを導入することで、林業のデータ化を目指すものです。ICTとはInformation and Communication Technologyの略で、情報通信技術と訳されます。情報技術という意味のITと違い、ICTは技術によって情報を伝達することを重視しています。現在実用化されているICT技術としては、インターネットを通じて常に状態を把握できるスマート家電などが代表的です。

林業のデータ化として、たとえば森林にある木材の量をデータ化することがあげられます。木材の量を把握することで、必要なときに必要な量の木材を出荷できるようになるでしょう。また、伐採する場所の計画を事前に立てられるようになるので、作業の効率化を図ることができます。

スマート林業ってそもそもなに?

スマート林業が進められる背景

スマート林業が進められる背景として、林業が抱えるさまざまな課題があります。たとえば、林業従事者の減少は大きな問題のひとつです。

現在、林業における新規就労者は非常に少なくなっています。これにより、人手の不足はもちろん、林業従事者全体の高齢化も進んでいってしまいます。林業では体力の必要な作業も多いため、高齢者が増えてしまうのは大きな問題だといえるでしょう。

新規就労者が少ない原因としては、林業従事者の収入が低いことが考えられます。日本全体の年収平均約422万円に対して、林業従事者の年収平均はおおよそ350万円程度と、高収入だとはとてもいえません。

これは、林業の収益性が低いことによるものでしょう。コンクリートなどの建築材の台頭によって木材の需要が低迷しているだけでなく、輸入木材によって木材の価格自体も低下しています。さらに、木材の販売のためには高い流通コストがかかるため、そういった点でも林業の収益性は低くなってしまっています。

また、林業の抱える他の問題として、危険性の高さがあげられます。山に分け入り木を切り倒したりする必要のある林業は、他の産業と比べても死傷率が高く、死者発生率も多いです。

こういった問題によって、林業は衰退していってしまっていると考えられます。この現状を打破するための対策として、スマート林業が期待されているのです。

スマート林業の取り組みと効果

スマート林業は、現在の林業が持つ課題を解決できるのではないかとされています。たとえば、人手の不足によって従来の人海戦術的な林業の維持は困難になってしまいました。しかし、スマート林業によって作業を効率化できれば、少ない人手でも多くの作業を進められるようになるでしょう。

また、作業を効率化することで収益性が上がることも期待できます。とくに流通コストはスマート林業によって抑えることができるでしょう。なぜなら、スマート林業で木材の量を一括管理できれば、各林業事業者がそれぞれ運んでいた木材を一括で流通させられるようになるためです。

さらに、林業は危険だという問題もスマート林業によって解決できるかもしれません。森林の木材分布や危険な場所をデータ化し共有することが、安全性を高めることにもつながるのです。

ドローンによる森林調査に必要な機材と手順

スマート林業において、森林のデータ化をするための調査は非常に重要です。従来は人間がおこなっていたこの調査は、スマート林業においてはドローンなどの機械によっておこなわれます。

ドローンによる森林調査には、ドローンに搭載可能な高性能カメラが必要です。このカメラをドローンに搭載して調査対象の周辺に飛ばすことで、さまざまな角度からの画像データが取得できます。

この画像データをもとに、調査対象である山や森の3Dデータを作成可能です。この3Dデータを利用して、山中の樹木の本数やその大きさなどを把握します。伐採に適した樹木を判別することも可能なので、伐採計画の立案にも役立ちます。

また、山肌の傾斜なども把握できるので、重機での侵入が困難なエリアを割り出すこともできるでしょう。伐採の際に移動するルートを3Dデータ上で検討することも可能です。

ただし、ドローンはいつでも好きなときに飛ばしていいわけではないということには気をつけましょう。これは、航空法などによってドローンの飛行は厳しく制限されているためです。ドローンによるスマート林業を導入する前に、ドローンに関する規制についてしっかりと把握しておいてください。

ドローンによる森林調査に必要な機材と手順

まとめ

林業は多くの課題を抱えています。そんな林業の課題を解決するために進められているのが、スマート林業です。スマート林業では、ICTやドローンなどさまざまな最新技術が用いられています。

このスマート林業を進めることで、人材不足や収益性の低さといった課題を解決することができるでしょう。また、安全性を高めることにもつながります。

スマート林業の要である森林のデータ化のためには、調査が必要です。調査ではドローンを用いていろいろな角度からの写真を撮影し、それをもとに3Dデータを作成します。この3Dデータは、作業計画の立案や移動ルートの検討などに利用されます。

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