2019.03.13(水)

農薬散布用ドローンの価格について解説!ほかの方法より安く済むかも

農薬散布用ドローンの価格について解説!ほかの方法より安く済むかも

農作業を人力でおこなうことはとても大変です。そのため、現在では農作業のほとんどは農業機械によっておこなわれています。そんな農業機械のひとつとして注目されているのが、農薬散布用ドローンです。

ドローンを導入することで、農薬散布の手間を大きく減らすことができるでしょう。しかし、農業機械はけっして安いものではありません。導入するうえで、農薬散布用ドローンの価格はやはり気になるところでしょう。

そこで、今回は農薬散布用ドローンの価格や、農薬散布用ドローンを導入するうえでの注意点について解説していきます。ぜひご一読ください。

農薬散布用ドローンは安上がり?

農薬散布用無人ヘリは1000万円を超えるような価格で売られています。1000万円といえば農作業用トラクターなどと同じ価格帯です。トラクターと同じ値段だと考えれば、かなりの値段であるといえるでしょう。

一方で農薬散布用ドローンの価格は数百万円です。こちらも安いとはいえませんが、無人ヘリと比べると負担は少なめであるといえます。

無人ヘリはドローンよりも多くの農薬が搭載でき、一度に農薬を散布する範囲も広いです。そのため、作業効率といった点では無人ヘリのほうが優れているといえるでしょう。

これに対して、ドローンはある程度の自立飛行ができるため、無人ヘリよりも操縦が簡単だといわれています。また、機体サイズが小さいため、持ち運びも簡単です。

このように、ドローンと無人ヘリとはどちらもそれぞれ利点があるため、どちらが優れているとはいえません。しかし、少なくとも価格という点で見れば、ドローンのほうが導入しやすいといえるでしょう。

農薬散布用ドローンは安上がり?

おもな農薬散布用ドローン

では、実際に農業の現場で活躍しているドローンにはどんなものがあるのでしょうか。ここからは、日本で使われているおもな農薬散布用ドローンとその価格を紹介していきます。

YMR-08 (ヤマハ)

農業機械を多く開発しているヤマハは、農薬散布用ドローンも製造しています。もともと農薬散布用無人ヘリも開発しているので、農薬散布に関するしっかりとしたノウハウを持っているといえるでしょう。

2つの農薬散布用ノズルによって広範囲に農薬を散布でき、1回のフライトで約1haの面積に農薬を散布することが可能です。かかる時間は、14~15分程度と短時間になっています。

また、ノーマルモード・自動クルーズコントロールモード・自動ターンアシストモードの3つのモードがあるという特徴があります。操縦者の熟練度などによって使い分けることで、より高精度な農薬散布ができるでしょう。

自動クルーズコントロールモードや自動ターンアシストモードでは一般のドローンよりも強力に飛行をサポートしてくれるため、初心者でも操縦しやすいでしょう。

折りたたみによって持ち運びも簡単なので、操縦者の負担は少ないといえるでしょう。気になる価格は約275万円です。

AGRAS MG-1 (DJI)

DJIは世界最大のドローンメーカーです。世界のドローンシェアのうち、約7割を占めているといわれています。

そんなDJIが送り出したこのMG-1の最大の特徴は、優れたフライトコントローラーです。フライトコントローラーとはプロペラの回転などを制御しているもので、まさにドローンの頭脳だといえるでしょう。

農薬散布用ドローンは散布用の農薬を持ったままフライトする必要があります。大量の液体を抱えながら飛行するのはとても難しいことです。農薬散布用ドローンは、それらの農薬をまんべんなく農地に散布するというさらに困難なことをしなければいけません。

MG-1に搭載されているフライトコントローラーは農業用に調整されているため、液体が揺れても安定した飛行を続けることが可能なのです。また、機体に搭載された3つのマイクロ波レーダーによって地形を認識することで、つねに一定の高度を保って飛行できます。これにより、全体にまんべんなく農薬散布ができるのです。

さらに、MG-1はフレームやギアなどが取り外し可能な設計になっています。これにより、洗浄や部品交換が簡単におこなえるのです。

ただし、一部の機能は日本向けの機体には現在搭載されていません。今後、順次追加されていく予定とのことです。価格は180万円前後とされています。

AC1500 (エンルート)

さまざまな産業用ドローンを製造する日本企業であるエンルートは、農薬散布用ドローンの開発もしています。それがこのAC1500です。

オプションパーツを使用することで、液体の農薬だけでなく粒状の農薬も散布することができます。液状の農薬と粒状の農薬では残留性や即効性などが違います。より有効な農薬を選択して使えるのは大きなメリットだといえます。また、驚くべきはその散布スピードで、1haの面積への粒状農薬散布に5分しかかからないとされています。

もちろん、液状農薬の散布にも力をいれています。たとえば、散布用ノズルは散布幅を大きくすることで作業効率を上昇させています。農薬がムラなく適切な分量で広がるように厳選されたノズルが使われているのです。

また、取り付けミス防止機構の搭載されたプロペラやより大型に改良されてパワフルな動きが可能になったモーターなど、多くのパーツが農業に適したものになっています。大容量の冷却用クーリングファンによって、過酷な高温状況下でも使い続けることができるでしょう。価格は250万円程度です。

農薬散布用ドローンを使うとき必要な許可

農薬は劇薬であるため、それを空中から散布する行為は一歩間違えると大きな危険につながってしまいます。そのため、農薬散布用ドローンを使う場合は「産業用マルチローターオペレーター技能認定」を受けることが必要です。

この認定は農林水産航空協会から受けられます。認定証の交付を受けるためには、指定の教習施設で実技教習および学科教習を修了し、技能認定の推薦を受けましょう。指定の教習施設は、農林水産航空協会のウェブサイトで確認できます。

また、これとは別に、機体重量が200gを超えるドローンは航空法という法律によってその飛行が大きく制限されています。農薬散布用ドローンは大型のドローンであるので、この航空法にひっかかってしまいます。

そのため、この航空法に触れる範囲でドローンを飛ばす際には、飛行許可を取らなければいけません。ドローンで農薬散布をおこなうことは航空法で規制されている「危険物の運搬」や「物件の投下」にあたりますから、許可を取る必要があります。

航空法に触れる範囲でドローンを無許可で飛ばしてしまうと、最悪の場合逮捕されることもありえます。しっかりと航空法による規制を確認しておきましょう。

航空法によって制限されている場面でのドローン飛行の許可は、国土交通省に申請することで取ることができます。農薬散布であれば繰り返し飛行するでしょうから、包括申請というものがおすすめです。

申請方法としては郵送・持参・オンラインの3種類があります。いずれの場合も「使用するドローンの飛行実績が10時間以上あること」を求められるので注意しましょう。

ただし、認定資格を持っていると一部書類が免除されることもあるようです。農薬散布用ドローンの価格も気になるところですが、こうした使用上の注意点にも留意しておく必要があるでしょう。

農薬散布用ドローンを使うとき必要な許可

ドローンスクールで農薬散布ごと学んでしまおう!

先に、認定資格を持っていると許可を得るうえで一部の書類の免除を受けられるという話をしましたが、その認定資格を取得できるのがドローンスクールです。ドローンスクールを受講、修了することでドローンの認定資格を取得できます。

また、ドローンスクールではドローンの操縦も学ぶことができます。農薬散布用ドローンの価格はけっして安くはないため、もし墜落などで破損してしまったら大きな損害を出してしまいます。高い操縦技術を持つことは、農薬散布用ドローンを用いるうえで大切であるといえるでしょう。

さらに、ドローンスクールには産業用ドローンを専門としたコースもあるので、農薬散布についても学べます。ドローンで扱う農薬は一般的なものより濃度が濃く、劇薬であるといえます。安全に運用するためにも、ドローンスクールの受講がおすすめです。

まとめ

農薬散布用ドローンの価格は、無人ヘリと比べるとかなり安いといえます。しかし、高い買い物には違いないので、導入する際はよく考えましょう。

そんな農薬散布用ドローンですが、現在でもさまざまな種類のドローンがあります。それぞれ価格やスペックが違うので、自分にあったものを選ぶようにしましょう。

また、ドローンを飛ばす際には、飛行許可が必要な場合があることにも注意してください。農林水産航空教会の認定や国土交通省の許可を取ることで、初めてドローンの飛行が可能になるのです。

国土交通省へ許可申請をする際には、認定資格を取得しておくと一部の書類記入が免除されます。ドローンスクールを受講することで取得できるので、ぜひ取得しておきましょう。ドローンスクールで農薬散布用ドローンについて学ぶこともできます。

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