2019.02.21(木)

農業収入はどう決まる?カギは「スタイル」「作物」「スマート農業」

農業収入はどう決まる?カギは「スタイル」「作物」「スマート農業」

たとえば定年後の第二の人生を考えて、あるいは都市での生活に疲れてしまって、などの理由から新たに農業を始める方がいらっしゃいます。なかには、農業自体にそもそも興味があって、夢を叶えるために農業へ転職する方もいるかもしれません。

農業を新たに始めるときに気になるのが、「農業での収入」ではないでしょうか。収入はどうやって決まるのか、また、農家の年収はどれくらいなのか、などが知りたい方もいるでしょう。

そのような方に向けて、農業の収入に関するお話をします。収入を向上させることや新たな農業体系であるスマート農業に興味がある方は、ぜひご一読ください。

農業での収入と就農スタイルの関係

農業での収入は、「就職」か「独立」の就農スタイルで大きく変わるでしょう。就職の場合は、農業法人に勤めるサラリーマンとなるので、一定の給料が毎月支払われます。そのため、農業でも年収は安定しているといえるでしょう。

もう一方の独立の場合は、自身で稼いだ分が収入となります。また、専業農家か兼業農家かでも違ってきます。専業農家とは、家族に農業以外の仕事をする人がいない農家で、兼業農家は、家族のなかに農業以外の仕事をする人が1人でもいる農家です。兼業農家であれば、家族にサラリーマンやパートタイマーなどで働いてくれる人がいるので、世帯収入は比較的に安定的かもしれません。

しかし、専業農家の場合は農業で得る収入だけになるので、安定的とはいいがたいでしょう。なぜなら、台風などの天候によっても左右されるからです。また、農家が得る収入の仕組みにも関係があります。

農家は作物を育てて、農協に買い取ってもらったり、市場で販売したりします。ここで買い取ってもらった金額が収入となるわけですが、値段は年によってある程度決まっていたり、買い手が値段を決めたりするようです。そのため、農家が直接販売しない限り、買取金額をアップさせるのはなかなかできません。

さらに、農協に作物を買い取ってもらった金額、つまり、収入から配送料や梱包料などの費用が引かれてしまうのです。結局、作物ひとつあたりの利益は15%程度といわれています。売値が100円であれば、利益は15円相当です。そして、作物の販売量と利益をかけ合わせた金額で農家の収入は決まります。

農業での収入と就農スタイルの関係

農業の収入アップにつながる儲かる作物

農家としての収入をアップさせる方法としては、買取価格を上げるだけでなく利益率の高い作物を育てるのもひとつの方法です。利益率が高くなれば、それだけ農業での収入も増えます。

そこで、一般的に利益率が高いといわれている作物と低いといわれている作物をご紹介しますので、作物を選ぶ際の参考にしてみてください。ここでは、利益率を作物から得られる収入と育てるのにかかる時間で考えています。

【利益率が高い作物】

一般的に利益率が高いといわれているのが、「キャベツ」です。比較的に労働時間が少なくて、高収入が望める作物です。ほかにも利益単価が高い作物には、「サトイモ」「メロン」「トマト」などもあげられます。

【利益率が低い作物】

利益率が低い作物としては、「ししとう」が主な代表例です。所得は多くとも長時間の労働時間が必要になるため、利益率はあまり高くないといわれています。ほかにも「青ネギ」や「玉ねぎ」なども利益率はあまり高くないといわれているのです。

農業の収入アップは簡単じゃない

利益率の高い作物を育てれば収入を増やすことができるかもしれません。しかし、必ずしも農業の年収が増加するわけではないです。作物は屋外で育てることが多いため、「天候」の影響によって、品質や収穫数が大きく変わってきてしまいます。ビニールハウスなどの室内で作物を育てる場合でも、ハウス内の温度が外気温によって変化するため、管理などが大変になることが考えられます。

ハウスで育てる以外にも、農家として作物の品質などを追求すればするほど管理が大変になるでしょう。無農薬にこだわるのであれば、害虫などの発生や駆除も容易にはいかなくなりますし、作物の育成状況をつぶさに確認しなければいけません。

また、年収を増やすには収穫数や販売数を増やさなければなりません。収穫数を増やすためには効率的に作物を育てる必要がありますし、作物を育てるための作業も増えるでしょう。屋外作業の多い農業では炎天下にさらされるので、作業を長時間連続しておこなうのはむずかしいかもしれません。そのため、収穫数を増やすことも一筋縄ではいかないことが考えれます。また、販売数を増やすためには、販売ルートの確保や新規顧客の獲得なども重要です。

このような課題や苦労を乗り超えてこそ、農業における年収アップが望めるのではないでしょうか。しかし、現在では、技術革新が進み、苦労を最小限におさえつつ農業を効率的に実施できる方法があるのです。

スマート農業で効率的に管理

農業を効率的に実施するためのキーワードは、「スマート農業」です。スマート農業とは、ロボットや情報通信技術などのICTといわれる最先端技術を駆使しておこなう農業です。ロボット以外にも人工知能などの技術も取り入れられている注目の農業形態です。

スマート農業は作業の省力化や作物の品質向上、安定した収穫が望める新しいスタイルであり、農林水産省も推奨しています。日本の作物は世界的にも高品質とされていますが、農家の減少や高齢化などの人手に関する問題から、今後の収穫数や品質維持などに疑問を持たれているのです。スマート農業は、ロボットなどを駆使することで人手不足を補うことができます。また、経験から得られる農家のノウハウを通信技術などで見える化(データ化)して、新たな世代に引き継ぐことも可能です。

このようなメリットからスマート農業を取り入れる農家は増えてきています。近年注目されている最先端技術にドローンがあります。ドローンは比較的に導入コストが安いため、スマート農業としても利用する人が多いようです。

ドローンを導入すれば、自動飛行で農薬散布や種まきが簡単におこなえるほか、作物の育成状況を空撮によって確認できます。農薬の散布や育成状況の確認が簡単におこなえるので、農業を効率化させることもできるのです。効率化は農業の収入にも大きく影響するので、利用者が増えているようです。

ドローンを農業に活用するのであれば、ドローンスクールに通うことをおすすめします。スクールで必要な操縦技術とドローンに関する知識を身につけておくと、実際の現場でも安心してドローンを飛ばすことができるでしょう。また、農薬散布などの一部の飛行方法では国土交通省への許可申請が必要になります。許可申請は多くの書類を提出しなければいけません。スクールでは、提出書類の一部が免除になるドローン資格も取得できます。操縦技術と知識に加えて資格も取得すれば、有用にドローンを活用できるでしょう。

スマート農業で効率的に管理

まとめ

農業による収入は、就農スタイルによって異なります。サラリーマンとして農業法人に就職すれば、安定的に収入を得ることができるでしょう。独立農家であれば、専業か兼業かでも収入が違ってきます。自身の都合や目的に合わせて、就農スタイルを考えることが大切です。

本コラムでは、収入をアップさせるひとつのアプローチとして利益率の高い作物をご紹介しました。収入アップを試みている農家の方や新たに農家デビューを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

収入アップのためには、農業の効率化も重要です。スマート農業を導入すれば、作物の管理などが容易になり、作業の効率化や省力化をはかれます。スマート農業のひとつにあるドローンは、比較的に導入コストが安いので、次世代農業を試してみたいという方にはとくにおすすめです。

ドローンを活用するためにも、ドローンスクールで必要な操縦技術や知識を身につけるとよいでしょう。スクールによっては、便利な資格を取得することもできます。資格を持っていると、農薬散布などの際に必要な申請手続きを簡略化させることが可能です。一度検討してみはいかがでしょうか。

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