2019.02.15(金)

輸送だけじゃない!ドローンで倉庫の在庫管理ができる時代はもうすぐ

輸送だけじゃない!ドローンで倉庫の在庫管理ができる時代はもうすぐ

ドローンは、多くのビジネス分野で活用されています。よく耳にする分野として、農業では農薬散布、インフラ関係ではダムや橋などの点検などがあげられるでしょう。もしかしたら、今後の本格始動が期待されている物流分野をあげる方もいるかもしれません。

今回は、物流とも関係している「倉庫管理」についてお話しします。ドローンが倉庫管理とどのように関係しているのか、事例動画やドローンによる倉庫管理のメリットや課題を解説します。新たなドローンの活用方法が知りたい方や、倉庫管理について知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

倉庫の在庫管理にドローンを活用するメリット

ドローンが倉庫管理に活用するメリットは、人件費の削減や作業負担の軽減です。倉庫管理は、警備や仕分けといった人の手が必要な業務が多く、かかる人件費が高騰になりがちです。また、高い所にある物資を取り出したり、確認したりする際には転落などの危険がともないます。

しかし、空中を自在に動けるドローンなら、高い所にある物資を簡単に確認できるのです。必要な人手も最小限に抑えることができるため、人件費の削減にもつながります。

数を数えるなどの単純作業は、人間よりも機械の方がむいています。倉庫の在庫を人ではなく機械で数えたほうが、時間もかからず正確でしょう。また、機械が在庫数を確認すれば、数量などのデータをパソコンで簡単に管理できるようになります。

ドローンであれば、倉庫管理に関する一連の工程をまとめておこなえるので、かかる作業の負担を軽減できるでしょう。

2020年にはドローンが当たり前になるかも

ドローンによる倉庫の在庫管理方法

ドローンによる倉庫管理の方法を解説します。現在、大型の倉庫で在庫を管理する場合、在庫にひとつずつICタグなどがつけられています。ICタグには、在庫の場所や中身についての情報が登録されているのです。

従来は、ICタグを人が機械を使って確認する方法で、倉庫の在庫管理がおこなわれていました。しかし、高所作業の危険や人手と大変な時間がかかるという問題があったのです。また、倉庫管理をきちんとおこなわなければ、倉庫から物を取り出すときに見つからないというトラブルのおそれもありました。

ドローンにセンサーやICタグを読み取るスキャナを搭載すると、安全に在庫管理がおこなえます。また、あらかじめ飛行ルートを支持しておけば、自動飛行によって決められたルートに従って飛行します。

ICタグを確認しながら自動飛行をおこなうことで、今まで作業にかかっていた時間を大幅に短縮することができます。つまり、ドローンを倉庫管理に導入することは人手を最小限におさえつつ、作業全体の効率化につながるのです。

実際におこなわれた試験映像をみてみよう

2016年に国際ドローン展が開催されました。そこで、ドローンによる倉庫管理のデモンストレーションがおこなわれたので、一緒に映像を見てみましょう。

動画のデモンストレーションでは、服や箱にICタグが付いており、ドローンが自動でICタグを読み取っています。タグを読み取れるように、機体に付いているカメラを服や箱に向くように自動でホバリングの位置を修正するのです。

飛行ルートをあらかじめ設定すると、ルートに従って自動飛行をしながら箱に付いているICタグを読み取ります。また、自動飛行は着陸までも含まれており、作業が終了したら離陸ポイントに自動的に戻っています。

ほかにも、大手物流会社がドローンによる倉庫管理の試験をおこないました。こちらの場合は、GPSなしで半自動飛行による試験です。床と物資の距離をレーザーで測り、物資に付いているコードの読み取りに成功しています。

倉庫の在庫管理から輸送まで!ドローンの描く未来

ドローンによる倉庫の在庫管理や物流業界が本格始動すると、今まで人がおこなっていた仕事がなくなるのではないかという声もあがっています。ほかの分野でも、仕事をドローンにとられて、人の仕事がなくなるのではと考えられたりもしています。

従来の人がおこなっていた作業をドローンに切り替えることで、業務の効率化や費用の削減というメリットを享受できるのです。そのため、ドローンの技術開発が進んだり、環境が整備されたりするとドローンが人の代わりにおこなう仕事は増えるでしょう。

しかし、仕事という大きなくくりで考えれば、人の仕事はなくなるわけではないといわれています。なぜなら、ドローンという新たなツールを駆使する仕事や整備する仕事など、さらに新しい仕事が生まれるからです。

ドローンが本格的に仕事に活用されるようになれば、ドローンの管制業務が必要になるでしょう。ドローンの飛行状態を管制して安全な運用をしなければ、墜落などの事故や業務上のミスが生まれてしまいます。ほかにも、機体のメンテナンスが必要なので、ドローンの修理点検やリースをおこなう会社なども生まれてくると予想されます。

ドローンは、人の作業を一部奪ってしまうかもしれませんが、一方で新たな仕事を生み出すこともあるでしょう。ドローンによって、未来の仕事は大きく変わるかもしれません。

倉庫の在庫管理から輸送まで!ドローンの描く未来

ドローンによる倉庫管理の課題と目標

ドローンが倉庫管理をおこなうためには、現状として解決しないといけない課題と目標があります。倉庫管理では、在庫数の確認だけでなく、倉庫から荷物を運び出す(ピッキング)作業もあります。軽くて小さな物資であれば現在のドローンでも運べるでしょうが、大きくて重たい物資をドローンで運ぶのはむずかしいといえます。そのため、現状のドローンによる倉庫管理には技術的な課題があります。

また、完全自動飛行を確立しなければドローンによる倉庫管理には、人による作業も消えることはありません。完全自動飛行ができるようにならなければ、ドローン操縦士が必要になります。

ほかに、カメラの性能向上も必要です。倉庫が常に同じ状況であるとは限りません。たとえば、冷凍室などの状況では、ICタグが霜によって読み取りにくくなるおそれがあります。そのため、搭載したカメラを高性能にするだけでなく、寒さに強いドローンの開発も必要となるでしょう。

これらの課題や目標が解決されれば、倉庫管理はドローンの独壇場となるかもしれません。ドローンによる倉庫管理だけでなく物流環境も整備されれば、ますますドローンに注目が集まるでしょう。

まとめ

ドローンによる倉庫管理は、多くのメリットがあります。高所作業による危険を回避できたり、人件費や倉庫管理にかかる費用を削減できたりするのです。

コラムでは、実際におこなわれたドローンによる倉庫管理の映像もご紹介しました。作業をあっという間におこなってしまうので、ドローンによる作業効率の良さを痛感します。

ドローンが普及することで、従来の人がおこなっていた仕事を奪われることがあるかもしれません。しかし、ドローンがツールとして確立されれば、ドローンに関する付随的な仕事も生まるでしょう。

今後、ドローンに関する情報には常にアンテナを張っておくとよいのではないでしょうか。最新動向を知っておけば、新たなビジネスチャンスをつかむきっかけにもなるかもしれません。

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