2019.02.05(火)

稲作ではドローンが便利!?農家が抱える問題をドローンが解決する!

稲作ではドローンが便利!?農家が抱える問題をドローンが解決する!

ドローンを産業に活用している事例のひとつには、「農業」への活用があります。もしかしたら、畑や田んぼでドローンを利用している光景を目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、農業のなかでも「稲作」に焦点を当てて、ドローンとの関係性に迫っていきます。稲作でドローンを使うとどのようなメリットがあるのか、どのような活用事例があるのかをご紹介します。農家の方やドローンを使った農業に興味がある方は、ぜひご一読ください。

稲作農家が抱える深刻な問題

稲作にドローンを活用する方法を知る前に、現在の稲作農家が抱える問題について考えてみましょう。稲作農家はいくつもの深刻な問題を抱えており、代表的な問題は農業従事者の減少です。

農業従事者は200万人を割ったといわれており、現在も減少傾向が続いています。ここまで従事者が減っている要因のひとつには、日本が人口減少社会に突入したことがあげられます。農業界では高齢者の増加や若年層の減少が顕著で、すでに従事者の多くは高齢者というのが実情です。また、若年層がいない農家では後継者がいないため、引退できないという問題もあります。

また、別の問題としては新規参入のきびしさがあげられます。農作物の品質は、農家の経験にもとづくノウハウが大きく左右するといわれています。新規参入をしたとしても、経験が少ない者が作った農作物とベテラン農家が作った農作物では、品質に大きな差ができてしまうでしょう。

当然、消費者からすれば高品質の農作物を求めるので、品質の低い農作物は売れにくくなります。農作物が売れないと収入ができないため、新規の農家は日々の生活も苦しくなってしまうのです。加えて、新規参入にかかる費用が高額であることも、新規参入をむずかしくしている要因のひとつと考えられます。

稲作にドローンを導入するメリット

ドローンを稲作に活用することは、上記でご説明した問題のいくつかを解決できることにあります。たとえば、農業従事者の高齢化に関して考えてみましょう。

高齢者はとくに、農業における作業の負担が大きくなっていることも問題です。農薬散布や稲を植える作業に農業機械を使ったとしても、体には大きな負担がかかるでしょう。しかし、ドローンを活用すると遠隔操作で作業がおこなえるため、負担を最小限に抑えることができるのです。

また、従来の農業機械を導入するよりも、費用が安く済むというメリットもあります。費用が安いことや作業の負担が少なくて済むということは、高齢な農業従事者だけではなく、新規参入したいという方にとっても大きな利点といえます。ほかにも、作業効率の向上などのメリットもあるのです。

稲作にドローンを導入するメリット

稲作でのドローン利活用【種まき】

ドローンを稲作で活用する事例を順にご説明します。まずは「種まき」についてです。従来の種まきは、農業用機械を駆使して種をまく方法がとられていました。しかし、農業用の機械を活用しても、機械に乗り込んで実際に操作する必要があるため、農家への負担は大きかったのです。

ドローンを活用することで、効率的かつ簡単に種をまくことができます。たとえば、ドローンにあらかじめ飛行ルートを登録しておき、自動飛行で種をまけば、農家の負担はドローンの起動などの最小限に抑えることができます。

また、飛行ルートにそって等間隔に自動で種をまくので効率的な作業といえるでしょう。実際、ドローンを活用することで種まきのコストを85%程度削減できたという事例もあるようです。

稲作でのドローン利活用【農薬散布】

稲作でドローンを活用する事例として、もっとも有名といえるのは「農薬散布」でしょう。今までの農薬散布は、人が農薬を背負って散布する方法やヘリコプターによる農薬散布がおもな方法でした。

しかし、高齢者が多い現在の農業のなかで人による農薬散布は大変な作業です。ヘリコプターによる農薬散布も、コストが高額になるという課題もあります。

そこで、ヘリコプターよりも導入費用が安いドローンが活用され始めているのです。ドローンを活用すれば、重い農薬を背負う必要もなく、コストも比較的に安く済みます。また、ヘリコプターとは違って農作物の近くで農薬を散布できるため、農薬による効果が向上するというメリットもあるのです。

稲作でのドローン利活用【生育管理】

ここでご紹介する稲作のドローン活用事例は、「生産管理」です。ドローンを活用することは、作業効率や費用の削減だけに限らず、品質を高めることにもつながります。

ドローンに赤外線カメラやスペクトラルセンサーなどを搭載させることで、農作物の管理も簡単におこなえます。赤外線カメラやスペクトラルセンサーでは、農作物の状態を目に見えるデジタルデータとして計測できます。農作物の成長具合が確認でき、必要と思った場所にのみ農薬を追加で散布するなどがおこなえるのです。

ほかにも搭載するセンサーやカメラによっては、土壌の分析ができたりします。土壌分析をおこなうことで、最適な状態を維持することや効率的な収穫サイクルに役立てることが可能となるのです。

稲作にドローンを活用した「ドローン米プロジェクト」

ドローンによる稲作の代表例として有名なのは、「ドローン米プロジェクト」です。ドローン米は、農薬に頼らず最先端技術であるドローンを駆使して作られたお米になります。

ドローンにカメラやセンサーを搭載し、上空からの撮影によって田んぼ全体の状態を確認できるのです。田んぼの状態からお米の成長具合を把握し、必要な場所にだけドローンで肥料を追加することで成長のムラをなくします。

稲の成長のムラがなくなるということは、収穫量の安定にもつながります。成長具合や収穫量をドローンで管理するので、目に見えるデジタル管理も容易です。

こうして、ドローンを活用して作られたお米がドローンなのです。ドローン米は、おもにネットでの購入になります。気になった方は、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。

稲作にドローンを活用した「ドローン米プロジェクト」

稲作にドローンを導入するためには

ドローンを稲作に導入するためには、機体本体の購入だけでは不十分です。ドローンに関連する、各種規制などの知識や操縦技術を身につけなければなりません。

農地が都心部に近いところであれば、航空法で定める「飛行禁止区域」に当てはまる場合があります。飛行禁止区域に該当していると国土交通省からの許可を得なければ、ドローンを飛行させることができません。また、農薬散布にドローンを活用する場合も、航空法で定める「危険物資の運搬」および「物件を投下させる飛行」に当てはまり、許可が必要になります。

稲作などの農業でドローンを活用するのであれば、民間のドローン資格を取得しておくとよいでしょう。資格は、許可申請時における提出書類に添付できるほか、提出書類の一部が免除になります。

資格は、ドローンスクールなどで受験できます。すべてのスクールで受験できるわけではなく、資格を発行している団体が認定しているスクールでのみ受験できるので注意してください。スクールに通って、知識・技術とあわせて資格も取得するとよいのではないでしょうか。

まとめ

稲作にドローンを活用するのは、農業従事者の代わりであったり、新規参入のむずかしさを緩和することであったりと農家が抱える問題を解決できるからです。ほかにも、費用の削減などのメリットもあります。

実際に、種まきや農作散布、生育管理などの作業でドローンが活用されています。ドローンを使えば、作業の効率化や育成状況のデジタル管理が容易になるため、とても便利なのです。ドローンを活用した稲作の代表例にはドローン米プロジェクトがあり、実際にドローンによる作業を中心に育てられたお米が販売されています。

ドローン米プロジェクトやコラムで紹介した事例から、「稲作にドローンを活用してみようかな?」と思っていただければ幸いです。ドローンの操縦などに不安がある方は、ドローンスクールに通ってみてください。スクールであれば、操縦練習をしっかりと積めるので不安もなくなるでしょう。一度、お近くのドローンスクールを調べてみてはいかがでしょうか。

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