2019.01.30(水)

第三級陸上特殊無線技士が欲しい!試験の概要を簡単にご説明します

第三級陸上特殊無線技士が欲しい!試験の概要を簡単にご説明します

ドローンが急速に普及している要因には、操縦するために特別な免許がないことがあげられるでしょう。しかし、ドローン飛行には、免許ではなくとも資格が必要となることがあります。

ドローンを飛ばすために無線を利用します。無線を利用する場合、第三級陸上特殊無線技士やアマチュア無線技士の資格が必要になることがあるのです。

今回は、無線電波に関する資格がどのようなときに必要になるのか、第三級陸上特殊無線技士とアマチュア無線技士の違いなどをご紹介します。また、第三級陸上特殊無線技士の資格を取得するための試験についても解説しますので、興味のある方はぜひご一読ください。

第三級陸上特殊無線技士とは?ドローンとの関係

第三級陸上特殊無線技士とは、簡単に説明すると「無線電波を取り扱うために必要な資格のひとつ」です。無線電波の取り扱いのための資格がなぜドローンに必要なのでしょうか。

ドローン本体とコントローラであるプロポとのやり取りには、無線電波が利用されています。そのため、無線電波を利用するドローンにも資格が関係するのです。ただし、無線電波に関する資格が必要になるのは、5GHz帯の周波数を利用する場合のみです。

ドローンに使われる電波の周波数は、「2.4GHz」と「5GHz帯」に大きくわけることができます。一般的に市販されているホビー用ドローンは2.4GHzの電波に対応し、産業用や競技用のドローンが5GHz帯を使用しています。

ドローン飛行の際、2.4GHzの電波を使用する場合には、無線技士の資格は必要ありません。しかし、産業用の機体が使う5GHz帯の電波は、テレビの中継やタクシーの無線に使われており、混線すると大きなトラブルになる可能性があります。そのため、国家資格である無線技士の資格を持っている方のみが、5GHz帯の電波を扱えるのです。

無線電波を取り扱う第三級陸上特殊無線技士の資格は、陸上で移動する基地局を扱う場合に必要です。陸上を移動する基地局の例としては、消防無線やタクシーの無線、携帯の基地局が含まれます。

第三級陸上特殊無線技士とは?ドローンとの関係

第三級陸上特殊無線技士とアマチュア無線技士の違い

無線電波を取り扱う資格といえば「アマチュア無線技士」の資格もあります。第三級陸上特殊無線技士とアマチュア無線技士は、どちらも無線電波を取り扱う資格ですが、用途が異なっているのです。ひらたくいえば「ビジネスで使用する」か「プライベートの範囲におさまる」か、で考えられます。

ビジネスで必要な無線電波の資格が「第三級陸上特殊無線技士」で、プライベートで強力な無線電波を使う場合には「アマチュア無線技士」の資格が必要です。総務省の規定においてアマチュア無線は、金銭が関係なく自己訓練や技術研究のための無線としています。そして、明確に「アマチュア無線はドローン業務には利用できない」と記載されているのです。

ドローンレースなどの趣味やプライベートな飛行では、アマチュア無線技士の資格を取得しましょう。一方の第三級陸上特殊無線技士は、ドローンで撮影した映像をリアルタイムで中継するような業務の場合に必要です。用途を考えて、必要な無線電波を取り扱う資格を取得してください。

第三級陸上特殊無線技士の試験開催時期や費用

第三級陸上特殊無線技士の試験は「6月頃」「10月頃」「2月頃」の3回です。なお、土日祝だけでなく平日が試験日のときもあります。自分の都合を考えたうえで、試験に申し込むとよいのではないでしょうか。

申し込みの締め切りは、試験月の2か月前の1~20日までとしているようです。申し込みの締め切りは早いので「うっかり忘れてた……」というようなことがないようにしましょう。

試験会場は、全国に約10か所あります。「東京」「大阪」「札幌」「広島」などが試験開催地です。全国の都道府県で試験がおこなわれているわけではないので、都合のよい試験会場を選びましょう。

試験にかかる費用は、5,000円程度です。また、試験会場が近くにない場合は、県を超えて受験する必要があるので、さらに交通費がかかります。

第三級陸上特殊無線技士の試験内容と勉強方法

第三級陸上特殊無線技士の試験には「無線工学」「法規」の2つの分野から出題されます。多肢選択方式の試験で、無線工学と法規それぞれ12問ずつです。1問あたり5点の60点満点で、合格点はそれぞれ40点となっています。

勉強方法としておすすめなのが、過去問に取り組むことです。傾向として、過去問の中から似たような問題が出題されることが多いそうです。そのため、過去問を数多くこなしていくことが大切になります。

過去問を単純に取り組むだけでなく、どのジャンルの出題頻度が多いかを考えながら解くとよいのではないでしょうか。出題頻度が多いジャンルは、重点的に勉強すべき項目です。また、単純に記憶するのではなく、他の関連知識と組み合わせて覚えることで効率的に勉強できるでしょう。

養成課程やeラーニングも活用しよう

国家試験に合格する以外にも、第三級陸上特殊無線技士の資格を取得することができます。養成課程という総務省が認可しているプログラムを受講することでも、第三級陸上特殊無線技士の資格が取得できるのです。

無線工学を約2時間、法規を約4時間の講義を受講します。受講後に修了試験を受けて、合格すると資格が取得できるのです。

また、自宅で養成課程の内容が勉強できるeラーニングもあります。インターネットに接続して、Webで勉強する方法です。自宅だけでなく、スマホやタブレットなどのインターネットに接続できる端末であればeラーニングは利用できます。そのため、都合にあわせての勉強がしやすいという利点があります。

終了試験は、全国各所にあるテストセンターで受験可能です。合格すれば、第三級陸上特殊無線技士の資格を取得できます。

養成課程やeラーニングも活用しよう法

FPV飛行は難しい!安全飛行についても学ぼう

第三級陸上特殊無線技士とアマチュア無線技士は、強力な電波を利用するために必要な資格です。強力な電波は、ドローンレースをはじめとしたFPV飛行で利用されることが多いでしょう。

FPV飛行とは、ドローンの映像をもとに操縦することで、自分がドローンに乗り込んで操縦しているような感覚を味わうドローンの楽しみ方のひとつです。詳しくは、こちらの「FPV飛行は申請が必要?!目視外飛行の申請方法と必要な免許について 」で解説していますので、参考にしてみてください。

FPV飛行を楽しむ場合には、通常の飛行方法よりも高い操縦技術が必要となるでしょう。映像越しにドローンを操縦するため、機体を見ながらの操作よりも難しいのです。また、FPV飛行は「目視外飛行」という飛行方法にあてはまり、国土交通省へ飛行に関しての許可申請をしなければなりません。

FPV飛行だけでなく、ドローンを安全に飛ばすためには法律や操縦技術が大切です。独学で学ぶことも手段のひとつですが、おすすめなのはドローンスクールで身につけることです。

スクールでは、確かな操縦技術や法律の正しい解釈などを学ぶことができます。安全飛行のために、必要な日常点検に関する知識や許可申請の手続きについても、学ぶことができるのです。

まとめ

第三級陸上特殊無線技士は、強力な電波を使用するドローンを飛ばす場合に必要な資格です。似たような資格として、アマチュア無線技士の資格もあります。プライベートでドローンを飛ばす場合にはアマチュア無線技士、仕事の場合には第三級陸上特殊無線技士の資格が必要です。用途が異なっているので、間違えないように気をつけましょう。

第三級陸上特殊無線技士の試験は、年に3回おこなわれています。申し込みの締め切りが早いので、資格取得を考えているのであれば早めに調べてみることをおすすめします。試験に合格する以外にも、養成課程を受講することでも資格が取得可能です。養成課程ならeラーニングが活用でき、スマホやタブレットで好きなときに勉強できます。

ドローンを安全に飛ばすためには、操縦技術や知識も必要です。技術や知識を身につける手段として、おすすめなのはドローンスクールに通うことです。スクールで確かな操縦技術や正しい知識を身につけることが、安全飛行の第一歩となるのではないでしょうか。一度、スクールを検討してみてください。

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