2019.01.30(水)

ドローンは海上で飛ばせる?海上ならではの法律や気をつけるべきこと

ドローンは海上で飛ばせる?海上ならではの法律や気をつけるべきこと

ドローンを持っている方の中には「いろいろな場所で飛ばしてみたい!」と考えている方もいるかもしれません。さまざまな有名空撮スポットや外国での撮影など、多くのシチュエーションが考えられます。もしかしたら「海上からの空撮がしてみたい」と思う方もいるかもしれません。

そこで気になるのは、「ドローンを海上で飛ばしてもいいの?」という疑問ではないでしょうか。地上で飛ばすときには航空法などの法律で規制がありますが、海の上ではどうなっているのかわからない方も多いでしょう。

今回は、ドローンを海上で飛ばせるのかどうかや気をつけるべきことを解説します。海の上でのドローン事情を一緒に確認しましょう。

ドローンを海上で飛ばすのは原則NG

ドローンを海上で飛ばすのはむずかしいですが、まずは海について知らなければなりません。「領海」や「公海」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

領海は、国の領地である海です。国の領地から12海里(1海里=1,852m)の範囲がその国の領海となります。日本の領海であれば日本の法律が適用されますし、外国の領海であれば外国の法律が適用されます。日本では大丈夫だったとしても、外国ではドローンの飛行が不可かもしれないので、気をつけましょう。

つづいて公海ですが、公海はどの国のものでもない自由な海をいいます。しかし、公海では多くの国が海洋調査をしていることがあります。そのため、たまたまドローンが調査船などに近づいてしまった場合には、外国とトラブルになることも考えられるのです。ドローンを飛ばす場合には、海上の状況に気をつけましょう。

港や船舶の上でのこと考慮する必要があります。港の場合は港湾法という法律があり、ドローン飛行が処罰されるおそれがあるのです。また、船舶上の場合は船長からの許可が必要になります。

これらのことからもわかるように、ドローンを海上で飛ばすことはむずかしいのです。もし、仕事の都合でどうしても海上でドローンを飛ばしたいという場合には、船長や港の管理者などへ確認して許可を取るようにしましょう。

ドローンを海上で飛ばす際の注意点【港則法】

ドローンを海上で飛ばす際には「港則法」に注意しましょう。港則法は、海における道路交通法と考えられています。港則法の第七章・第三十二条では「特定港内において端艇競争その他の行事をしようとする者は、予め港長の許可を受けなければならない」と定められています。

行事に該当するのは「パレード」「水上カーニバル」「水上花火大会」「海上デモ」などです。これら行事をおこなうことで通常の船舶交通の流れを阻害するおそれがあるため、事前に港長の許可が必要となります。ドローンによる空撮も行事の範囲に当てはまり、港長の許可なしに機体を飛ばすことはできません。

実際に2016年には、海上に組んだ船隊の上でドローンによる撮影をおこない、検挙されたという事例があります。船隊を組んでドローン撮影をおこなったため、海上交通を阻害するおそれがあるとみなされ、港則法第三十二条をもって検挙されたのです。

ドローン撮影が個人によるものであっても、海上交通の阻害になるおそれもあります。第三十二条に該当しなくとも、ほかの条文で処罰されるおそれもあるでしょう。ドローンを海上で飛ばす際には、管理しているところまで事前に確認・連絡しておくことをおすすめします。

ドローンを海上で飛ばす際の注意点【港則法】

ドローンを海上で飛ばす際の注意点【天候】

法律以外にも注意すべきことがあります。ドローンを海上で飛ばす場合には、陸地の上空で飛ばすとき以上に「天候」を注意しましょう。

ドローンは飛行する機体であるため、風の影響を受けます。とくに、多くのドローンは小型で軽いため、風の影響を受けやすいです。風が強いと機体のバランスが崩れやすく、制御がむずかしくなります。ときには、プロポの通信可能距離の外まで飛ばされることも考えられます。

また、風の影響で海面の波の高さも変わってきます。風が強い場合、ドローンを海面近くで飛ばしていては突然の大きな波に巻き込まれることもあるかもしれません。市販されているドローンの多くは防水機能がないので、波で濡れて機体に不具合が生じることも考えられます。

ドローンを海上で飛ばすときには、天候に注意してください。とくに、風には気をつけましょう。ドローンと風の関係については「ドローンは風速何m/秒まで飛ばしていい?法律規制と注意すべき天候 」でも解説しています。よろしければ、あわせてお読みください。

ドローンを海上で飛ばす際の注意点【離着陸】

海上でドローンを飛ばす場合には、「離着陸」の場所にも気を配らなければなりません。海上では、船の上を離着陸の場所として活用することが多いでしょう。

天候、とくに風には注意が必要ですが、風は離着陸にも大きく関係しているのです。風が強いと波が強くなり、船も大きく揺れてしまいます。そのため、船体が不安定となり、離着陸がむずかしくなるのです。

船体の上で離着陸をおこなう場合には、船のエンジンを停止させるようにしましょう。船を停止させるだけでも船体の揺れ方は変わります。エンジンをかけていれば、振動で小さな揺れが生じてしまいます。そのため、船を停止させて少しでも安定した離着陸の場所をつくるように心がけてください。

ドローンを海上で飛ばすならハンドキャッチを習得しよう

ハンドキャッチは、ドローンを海上で飛ばすのであれば習得しておくべきスキルでしょう。ハンドキャッチとは、操縦者の手でドローン本体か機体の足をつかまえる着陸技術です。

離着陸の場所となる船は、揺れる不安定な場所です。とくに、着陸時に揺れているとドローンが船体に接触してしまうおそれもあります。ドローンが接触した場合、機体が損傷したり、船の備品を傷つけたりしてしまうこともあるでしょう。

ハンドキャッチができれば、着陸時における接触のリスクを減らせます。海上でドローンを飛ばすのであれば、ハンドキャッチができるように練習しておきましょう。

ドローンスクールで正しい知識と技術を身につけよう

ドローンは海上だけでなく、平原や山間部など多くの場所で飛ばす機会が多いものでしょう。操縦者の中には、仕事で人口が多い場所で飛ばすという方もいるかもしれません。もしかしたら水上イベントに限らず、屋外のイベントの様子を空撮するということも考えられます。

人口が多い場所やイベントなどの上空は、国土交通省の許可なしにドローンを飛ばしてはいけません。ドローンは、港則法だけでなく多くの法律や条例などのルールによって飛行規制がされています。そのため、ドローンに関する正しい知識を身につけることが大切です。

正しい知識を身につけたいのであれば、ドローンスクールに通うのがおすすめです。ドローンスクールでは、ドローンの法規制の代表例でもある航空法や電波法など、関連知識も身につけることができます。また、法律などのルールだけでなく、機体整備に必要な知識も学ぶことができるでしょう。

スクールは、知識だけでなく操縦技術も取得できます。ベテラン講師から、操縦に関するノウハウを直接教えてもらえます。多くのスクールでは、講師とマンツーマンもしくは2人程度の受講者という形式が多いです。少人数制で相談しやすい環境なので、疑問に思ったことをすぐに確認でき、操縦技術の向上が図りやすいでしょう。

ドローンスクールで正しい知識と技術を身につけよう

まとめ

海上でドローンを飛ばすことは、むずかしいでしょう。通常の飛行方法だけでなく、港則法などのドローンを海上で飛ばすときならではの法規制にも注意が必要です。ほかにも、天候や離着陸にも注意しなければいけません。

海上で飛ばすときに限らず、ドローンを飛ばす際には正しい知識と操縦技術が必要です。知識と技術の両方を兼ねそろえることで、安全に機体を飛ばすことができるのです。

知識や操縦技術を身につけるときには、ドローンスクールに通うことをおすすめします。スクールで知識・技術を身につけて、海上や陸地の上空などでドローンを飛ばしてみましょう。

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