2018.12.03(月)

ドローンの外壁点検はメリットたくさん!導入に必要な許可申請も解説

ドローンの外壁点検はメリットたくさん!導入に必要な許可申請も解説

どれほど大きく立派な建築物でも経年劣化から逃れることはできません。そのため、定期的な点検やメンテナンスは必ずおこなう必要があります。でも大きな建物の外壁などは点検するのも一苦労ですよね。

じつは、そんな大変な外壁の点検も、ドローンによっておこなえるということはご存じでしたか?今回はドローンによる外壁点検のメリットやデメリットを紹介していきます。外壁点検に用いるおすすめドローンも紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!

赤外線カメラで小さな傷や雨漏りも見逃さない

外壁の点検をするのは、目視にせよ打診法にせよ基本的に人間の感覚です。熟練した技術をもってしても、小さな傷などは見逃してしまうこともあるのではないでしょうか。

一方ドローンで外壁点検をする場合、使えるのは普通のカメラだけではありません。ドローンには赤外線カメラを搭載することができるのです。

赤外線カメラを用いた外壁点検では、目に見えにくい小さな亀裂などはもちろん、目視では確認不可能な壁面内部の剥離なども検出することができます。また、同様に壁面内部の異常を検出可能な打診法と比べると、短時間で簡単に点検をおこなうことができるのも赤外線カメラの利点です。

足場の設置費用を削減できる

ドローンを外壁点検に用いるもう1つの利点は、足場を組む必要がないという点です。ご存じのようにドローンには飛行能力が備わっているため、高い場所や近づきにくい場所の点検に役立つでしょう。

足場を設置しなくて済む、ということの利点は費用の節約につながるだけではありません。マンションなどでは住人のプライベートを侵害せずに外壁を点検することができますし、組んだ足場を盗難などに利用されてしまうおそれもなくすことができるのです。全体の作業時間を短縮することもできるでしょう。

足場の設置費用を削減できる

ドローンによる外壁点検の弱点

ドローンによる外壁点検はメリットばかりではありません。当然デメリットもあります。

天候の影響を受けやすい

ドローンは小さなプロペラをいくつも備えた小型のマルチコプターです。したがって、雨や風などの天候の影響を非常に受けやすいという弱点があります。

作業開始前から悪天候が予想される場合には、作業が中止されてしまう場合もあるでしょう。作業中に突風が吹いたりすると、ドローンが制御不能になってしまうおそれもあります。

マルチパス効果

無線通信をするさいには、このマルチパス効果というものに気をつけなければいけません。ドローンの操縦も無線通信ですので、ぜひマルチパス効果について知っておいてください。

送信側から送られた電波は、通常受信側に直接届くことで通信をおこないます。しかし、地形や建物などで送信された電波が回折・反射を繰り替えしてしまった場合、受信側に直接届く電波以外にもさまざまな経路からさまざまなタイミングで電波が届いてしまうのです。これがマルチパス効果と呼ばれるものです。

このマルチパス効果がドローンを操縦する電波の送信側と受信側の間で発生してしまうと、コントロールを失ったりする原因になってしまいます。ドローンで外壁点検をするような場面では周囲に障害物があることも多いでしょうから、マルチパス効果の危険性も高いといえるかもしれません。

コアンダ効果

コアンダ効果とは「粘性を持つ流体は壁面に引き寄せられる」という効果のことです。たとえば、水流が壁に沿って流れていくのはコアンダ効果によるものです。風も空気の流体といえるので、このコアンダ効果により壁に引き寄せられています。

コアンダ効果によって壁に引き寄せられる風は、ドローンにも影響を与えてしまうのです。結果として、飛行中のドローンは近くの壁面などに吸い込まれるような挙動をおこなってしまうかもしれません。

複数のプロペラによって姿勢を維持したり保護外装を付けたりと、ドローンの開発側も対策を打ってはいますが、完全にはコアンダ効果を克服できていないのが現状です。ドローンを外壁点検に使う場合は十分気をつけましょう。

ドローンによる外壁点検の弱点

ドローンの外壁点検にもオススメ「Phantom 4 Pro」

じっさいにドローンを外壁点検に使おうと考えている方におすすめなのが、DJIが開発したPhantom 4 Proというドローンです。

DJIは2006年に創業されたまだ歴史の浅い会社ですが、ドローン関連の商品を次々と開発し、すでに民間向けのドローン市場では世界シェアの7割を占めているといわれています。Phantom 4 ProはそんなDJIによって開発されたフラッグシップドローンなのです。

Phantom 4 Proの得意分野は空撮です。そのため搭載されたカメラの解像度は非常に高く、オートフォーカスや動画モードなども一通りそろっています。また、障害物を回避する能力が高いのも、Phantom 4 Proの特徴です。これは、機体後方はビジョンセンサーが、機体左右には赤外線センサーが搭載されており、合計5方向の障害物を認識しながら飛行することができるためです。

さらに、Phantom 4 Proにはより静音性や動画通信速度に優れたPhantom 4 Pro V2.0や、性能がやや低い分価格も安いPhantom 4 Advancedといったシリーズ展開もあります。自分にあったものを選ぶことができるのも、Phantomシリーズの魅力といえるでしょう。

ドローンによる外壁点検に必要な許可と申請

ドローンによる外壁点検はたしかに便利ですが、勝手にドローンを飛ばしていいわけではありません。なぜならドローンにはさまざまな法規制があるからです。

市街地などでドローンを飛ばしてはいけない

ドローンは、飛ばしてもいい場所というのが厳しく制限されています。まず、人家の集中している場所で飛ばしてはいけません。また、航空機と接触するおそれがあるので空港近くも禁止です。同様に150m以上上空も航空機との接触や万が一墜落したときの被害などを鑑みてドローンの飛行は禁止されています。

そのほかにも「日中でなければならない」「目視可能でなければならない」「人や物から30mは離さなければならない」など、たくさんの制限があります。ドローンを外壁点検に用いる場合にこれらの条件すべてをクリアすることは難しいでしょうから、きちんと許可を取る必要があります。

ドローン飛行許可の申請方法

航空法に関する手続きは、国土交通省によっておこなっています。飛行する日時や場所についてそれぞれ1日分・1か所分のみ申請する個別申請と複数日・複数か所にまたがって申請する包括申請とがあります。悪天候によって日程が変化する恐れがあったりする場合には、包括申請をおこなうのがよいでしょう。

国土交通省への申請は、書面もしくはオンラインにて可能となっています。申請書類は国土交通省のウェブサイトからダウンロードすることができるので、必要事項を記載したうえで郵送か持参で申請しましょう。オンライン申請も、国土交通省のウェブサイトからおこなうことができます。

認定資格を持っていれば、ドローンの飛行許可が下りやすくなる

国土交通省へ申請をしたからといって、必ず許可が出るとは限りません。ドローンの操縦経験が十分でないと判断された場合、申請が受理されないこともあるそうです。

そんなときに役に立つのがドローンの認定資格です。これは普通自動車免許などと異なり、持っていなければドローンを操縦してはいけないというものではありません。しかし、認定資格を持っていると、ドローンの操縦技術が十分にあることを簡単に証明することができます。

認定資格を取得するためには、ドローンの操縦を教えるスクールで講習を受ける必要があります。ドローンの操縦技術はもちろん、法規制などの学科についても教えてもらえるので、仕事でドローンを使うという方は受講することをおすすめします。

ドローンによる外壁点検に必要な許可と申請

まとめ

人間ではなくドローンに外壁点検をさせることで、高くて足場を組まなければいけないようなところでも簡単に点検することができます。赤外線カメラを用いれば、打診法のように壁面内部の亀裂を発見することも難しくありません。

しかし、ドローンを外壁点検に用いることにはデメリットもあることは覚えておきましょう。とくに、マルチパス効果やコアンダ効果などは事故につながるおそれもあります。

また、ドローンを飛ばすさいにはさまざまな法規制をクリアする必要があります。知らず知らずのうちに法律に違反しないよう注意しましょう。

法律で禁止されている条件でドローンを飛ばしたいときは、国土交通省に申請をしましょう。このとき認定資格を持っていれば申請が通りやすいといわれています。操縦技術を向上させ、ドローンに関する知識を身につけるという意味でも、スクールに通って認定資格を取得することをおすすめします。

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