2018.11.19(月)

ドローンが水産業を救う!?ドローンで漁業の効率化を図ろう!

ドローンが水産業を救う!?ドローンで漁業の効率化を図ろう!

近年、農業での農薬散布や農作物の管理など、ドローンの活躍は日々フィールドを広げています。ほかにもインフラ点検、測量など、あらゆる産業でドローンは活用されつつあるのです。

そしてドローンのあらたな活躍の場として「水産業」があります。水産業が抱えるさまざまな問題の解決にも、ドローンは期待されているのです。

このコラムでは「ドローン×水産業」の関係についてご紹介します。ぜひ、ご一読ください。

ノリ養殖の病害対策にドローンが活躍

ドローンを水産業で活用する動きがだんだん進んでおり、その代表的な例として「ノリの養殖」があげられます。これは佐賀県で試みられたプロジェクトで、企業や大学、自治体などが共同で協定を結び進めているため、ドローンのニュースとしても話題のひとつといえるでしょう。では、この試みの概要を説明します。

近年、地球温暖化が環境問題として大きく取りあげられていますが、その影響が水産業にも出ています。温暖化が進むことで海水の温度が上昇すると、病原菌などが活発になり、ノリにも被害が出てしまうのです。

そこで、ノリの養殖場でドローンを飛ばし、空撮による情報収集で、ノリの病害情報を検出することにしたのです。収集した情報を人工知能によって解析し、ノリの病気の対策ができるのではないかと考えられてプロジェクトが進んでいます。また、ノリをえさとしている鳥類を追い払うこともできるのではとも期待されているようです。

ノリ養殖の病害対策にドローンが活躍

日本のカツオ漁の現状と問題点

日本の漁業での問題はノリだけではありません。みなさんもよく食べるカツオの漁にも、「効率の悪さ」という問題があるのです。

カツオ漁では、魚群探知機などのレーダーを頼りに群れを探します。もしくはカツオをえさとする海鳥が群がっているのを人の目で確認してカツオの群れを探すのが主な方法です。

レーダーで魚群を探す際は、漁船から一定の範囲しか調査できません。そのため、カツオを探すには船を移動しながら探さなければいけないのです。海鳥を目印にするのも、目視で確認するため多くの人員が必要となり、効率的とはいえないでしょう。

また、日本の漁業が最盛期のころとは違い、遠洋漁業をおこなう漁師も減っています。昔は遠くの海までいって、魚を自由に取ることができました。しかし排他的経済水域が国際的に決められたことで、国の領土から一定の範囲でしか、自由な漁業ができなくなったのです。

だからこそ効率的に漁業をする必要があるのですが、従来の方法では困難といえるでしょう。この問題の解決に、ドローンの活躍が期待されています。もしかしたら近い将来は、ドローンが漁業問題の救世主になっているかもしれません。

ドローンと漁業!高効率探索システムの開発

実際にドローンが漁業問題をどのような方法で解決する可能性があるのかについてご紹介します。今から紹介するのはカツオ漁に関する開発中のシステムで、実施されているわけではありません。実施されてカツオ漁が効率化すれば、漁業でもドローンが有効といえるのではないでしょうか。

カツオ漁のキーとなるのは海鳥です。さきほど、現在の目視確認は人員が多く必要なため、非効率といいました。

しかし、人がカツオの群れを探す労力を大幅に減らすことができればどうなるでしょうか?

開発されている高効率の探索システムは、ドローンを飛ばし、カツオの群れの目印となる海鳥を探すものです。ドローンに搭載されている高性能カメラで、海鳥だけでなく海面の情報についても調査できます。その情報はリアルタイムで漁師に送信されるため、効率的にカツオの群れを探すことができるとのことです。

これは、漁業の効率性向上に大きく貢献できると期待されています。またほかのメリットとして、人件費の削減もできるようです。今までの目視による確認では、多くの人員が必要でしたが、ドローンを活用することで必要最小限の人数で漁業をおこなうことができるでしょう。

ドローンと漁業!高効率探索システムの開発

ドローン警備で密漁を防ぐ!

漁業へのドローンの活用は、カツオ漁だけでなく、密漁対策にも活用されようといています。2018年9月に、岩手県で試験的にドローンによる密漁対策がおこなわれました。

ドローンの自動飛行機能を利用して、上空からの調査をおこなうという試験です。ドローンを高さ50mほど飛ばし、漁協施設から約2km沖合まで飛行させます。ドローンによる調査で、密漁の監視や抑制ができるのではないかと期待されたからです。

日本では今、密漁による被害が後を絶ちません。みなさんもニュースや新聞などで、密漁に関するニュースを聞いたことがあるのではないでしょうか。密漁されることで、本来は日本で取れる水産物の数が減ったり、もしかしたらなくなったりするおそれがあります。

また、クロマグロの話を聞いたことはありませんか?日本人もよく好むマグロは、一時的に数がとても少なくなりました。日本でマグロ漁の制限があったりしましたが、他国では通常通り漁をおこなったため、マグロの数が減っていったのです。

現在ではマグロの数は回復傾向にあるようですが、もしマグロの密漁がおこなわれれば、また総数は減ってしまいます。マグロだけでなく三重県の特産品であるハマグリなども同様、密漁の被害にあっています。

水産物や日本の漁師を守るためにも、密漁対策はとても大切です。ドローンで密漁対策が確立すれば、被害も減るでしょう。またドローンはカメラによって、証拠を残せるというメリットもあります。

ドローン警備で密漁を防ぐ!

まとめ

ドローンは水産業にも活躍の場を広げつつあります。ノリの養殖調査や現在開発中の高効率探査システムなど、効率的な作業の場で活躍が期待されています。従来の方法ではたくさんの人員が必要でしたが、ドローンを漁業に活用することで、人員も最低限で済ませることが可能になりそうです。

また、密漁対策でもドローンは活用されようとしています。密漁対策は、日本の食卓に今までと同じように水産物が並ぶためにとても重要なことです。これらの問題をドローンが解決する日も近いかもしれません。

もしこのコラムを読んで漁業にドローンを活用しようと思った人は、ドローンスクールに通ってみてもいいのではないでしょうか。ドローンの操縦は考えているよりも難しいものです。スクールで技術を身につければ、漁業だけでなく、多くのことにドローンを活用することができるでしょう。

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