2018.11.12(月)

土木工事でドローンが活躍!主な活用事例と「3K」改善について

土木工事でドローンが活躍!主な活用事例と「3K」改善について

私たちの生活を支える道路やトンネルの工事を担っている土木業界には、さまざまな課題と問題を抱えています。国土交通省は問題解決のためにi-Constructionという取り組みを始めているのです。

土木業界にドローンなどを使い大きく生産性を上げているi-Constructionはどのような仕組みなのでしょうか。このコラムでは、i-Constructionの仕組みと現在の土木業界の問題などについて紹介します。

土木工事の主な種類

土木工事とは、建物を建てる工事以外を指しています。同じ印象を持たれる建設業と違うのは、土木はトンネルやダムといった工事をし、建設ではビルや家を建てます。

土木が担っている工事には、橋や高速道路といったものもあり、そのほとんどが国や自治体がおこなっています。私たちの生活を支える重要な工事といえるでしょう。

従来の土木では、すべての工程を人力でおこない、各作業にかなりの時間がかかっていました。さらに土木業界では人手不足や経験が必要な場面での若手育成難などさまざまな課題を抱えています。

しかし現在、土木業界の抱える課題を解決するために政府から推奨されているi-Construction(アイ-コントラクション)というものがあります。

後ほど詳しく紹介しますが、これには土木業界でドローンを用いてさまざまな課題を解決する仕組みがあるのです。

土木工事の主な種類

土木工事における従来「3K」と新しい「3K」

従来の土木では、「きつい」「汚い」「危険」といった3Kと呼ばれるマイナスのイメージがあります。この3Kが定着し続けていることによって、危機的な人手不足による生産性の低下が問題となっています。

そこで国土交通省ではこの3Kを新たな3Kに変えることで土木業界への若い世代を呼び込む取り組みを行っています。

現在国土交通省が掲げている土木業界の3Kには「給料がよい」「休暇が多い」「希望がある」といったものを掲げています。その掲げる新3Kを実現するためにi-Constructionが活躍しているのです。

i-Constructionでは、土木業界へドローンなどの技術を導入することで作業を効率化させます。これにより、一人あたりの生産性をたかめ技術力を向上させる仕組みをとっています。

政府が推奨する「i-Construction」とは

i-Constructionは、工事現場へICTを導入します。これにより、深刻化する人手不足を補います。ICTによって作業に必要な工程を簡略化し、人手を省力化することでひとりあたりの生産性を上げつつ、作業にかかる時間を短縮できるのです。

i-Constructionにはさまざまな最先端技術が使われています。先ほどでた「ICT」は、自動制御の重機を使い経験の浅い作業員や女性作業員でも精密で高精度な施工をおこなえる仕様になっています。

政府が進めているi-Constructionは、土木業界へドローンを使用することで建設工事に関わる測量の効率を大きく上げています。その活躍について次の項目で紹介します。

土木工事でドローンはどう活躍している?

土木工事でドローンが活躍する場面は測量にあります。i-Constructionでは測量をおこなう際にドローンによる3次元測量をします。

従来の測量では、広い範囲を測量するのにかかる時間は数週間と膨大な時間がかかっていました。しかしドローンを使うことで、広範囲を効率よく測量できるため、数十分で測量を終えることができます。

さらに、従来の測量では安全面から作業員が入ることができない場所での測量をするケースもあります。しかしドローンを使うことで、作業員が入ることができない場所でも安全に測量をすることができるのです。

そして、ドローンで測量や検査した内容はすべてデータ化されておりまとめやすくなっています。これにより従来では膨大な量の資料を基に作成していた書類も不要になります。従来ではイメージする必要があった平面図面もドローンを使うことで立体化され、多くの場面で活躍しています。

政府が推奨する「i-Construction」とは

「写真測量」と「レーザー測量」の違い

土木などでドローンを使った測量には「写真測量」と「レーザー測量」の2つがあります。ドローン測量では、機体に搭載されているカメラを用いて撮影します。

写真測量

写真測量では、測量する場所の上空を飛行させ航空写真を撮影します。撮影した写真を用いて3D現状復元ソフトなどを使い立体化させます。ドローンを使うことで、従来ではかかっていた膨大な時間をわずか数十分で終えることができる特徴をもっています。

レーザー測量

レーザー測量は、写真測量などでは測量がむずかしい山などで使用されます。レーザーは特性上障害物を貫通し地面にしっかり届きます。これにより、森林などを伐採せず正確な測量データを取得することが可能となっているのです。

「写真測量」と「レーザー測量」の違い

土木分野でのドローン操縦士の需要は高い

近年では、さまざまな業界でドローンの導入が進められています。それに伴い、ドローン操縦士の需要が大きく高まっています。

現在、ドローン操縦士は約14万人以上が必要といわれており、その多くは土木分野や建設分野を含めた公共事業や整備にドローン操縦士が約7万5千人必要とされています。

次に多いのが農業でのドローン操縦士です。農業では農薬散布などにドローン操縦士が活躍していますが、農業でもさまざまな取り組みがあり約2万4千人必要だといわれているのです。

このことから、土木分野も含めドローン操縦士を求める需要は高く必要な知識もあります。最近では、そのようなドローン操縦士を育成するためにドローンスクールがあります。ドローンスクールには土木でのドローン測量のカリキュラムもあります。

短期間で必要な知識と技術を取得できる仕組みになっているため、興味がある方は最寄りのドローンスクールをのぞいてみてはいかがでしょうか。

まとめ

現在の土木業界には危機的な人手不足や生産性の低さなどさまざまな課題と問題を抱えています。そこで国土交通省では、土木業界が抱える3Kを含めたさまざまな問題を解決するためi-Constructionを推進しています。

i-Constructionは、土木業界へドローンなどの最新技術を導入することで作業を簡略化し効率を上げています。そのため作業員一人あたりの生産性を向上させているのです。

i-Constructionが推進されていることで、土木業界ではドローン操縦士の需要が大きく高まりつつあります。これからドローンを操縦できる方の需要はさらに高まります。これからのためにドローン操縦士を目指してみてはいかがでしょうか。

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