2018.11.12(月)

測量の種類はどれだけあるの?ドローンと測量の関係性について

測量の種類はさまざま!ドローンが活躍できる測量と導入方法について

家を建てるときや土地を譲り受けるときに「測量」はおこなわれます。みなさんも測量士が調査しているところを見かけたことはないでしょうか。測量には種類がたくさんあり、それぞれの用途にあった測量がおこなわれているのです。

「ドローンに関するコラムに測量がなぜ関係しているの?」と疑問に感じた方もいるのではないでしょうか。今では測量現場にも、ドローンが活躍しているのです。

今回のコラムでは「測量の種類」と「ドローンによる測量」の2点に注目して解説していきます。測量士を目指している方やドローンの活用方法を知りたいという方は、ぜひご一読ください。

測量種類①境界確定・復元測量

測量の種類は数多くありますが、まず、みなさんに関連することも多い「境界確定測量」をご説明します。境界確定測量とは、隣接する土地の境界を明確にする測量です。

境界確定測量は、たとえば田んぼを資産として譲り受ける際に、隣の田んぼとの境界がわからない事態に対処するためにおこないます。ほかにも売買契約時に道路との境界を明確化させるときや、土地を分割するときにも境界確定測量がおこなわれます。

次にご紹介するのは、「復元測量」です。復元測量は、なくなってしまった境界杭(隣接する土地との境界を示す杭)をもとに戻すための測量です。土地の資料がある場合は、資料と測量結果をもとに境界杭を復元します。古い土地区画資料しかない場合には、広範囲を測量したり、関係者との確認作業をしたりと境界確定の工程も含まれることがあります。

測量種類①境界確定・復元測量

測量種類②現況測量

測量の種類には「現況測量」という測量もあるのです。現況測量は、現場の境界杭や壁、建物などの測量です。そもそも測量とは、簡単に言えば「土地やモノの高さ、大きさを測ること」をいいます。そのため、土地に建っている建物や壁を測ることも測量のひとつなのです。

現況測量も境界確定測量と同じように、身近な測量といえるでしょう。新しく土地の上に建物を建てるときや土地を売買するときに、資料と土地の面積があっているか確認する場合に現況測量はおこなわれます。

ほかにも地盤の高さや上下水道の位置の調査なども現況測量に含まれます。現況測量は、前述した境界確定測量や復元測量とは異なり、関係者の立ち会いは不要です。しかし、土地の境界を確定させることはできません。

測量種類③真北測量

真北測量とは、建物を設計する際に必要な測量の種類です。調査内容には、日照時間が関係しています。建築について定められている建築基準法では、土地の隣接地に一定時間以上の日が当たるように建物の高さを制限しています。日照時間を調査するために、北方向を調べる測量が「真北測量」になります。

磁石が示している北ではなく、公共の基準点が示す子午線の刺す北方向を調査します。主に、マンションなどの高層建造部を建築する際に用いられる測量です。

測量種類④高低レベル測量

最後にご紹介する測量の種類は、土地の敷地内の高低差を調査する「高低レベル測量」です。高低レベル測量も真北測量と同じで、建物の建築時に必要な測量になります。建築する土地だけでなく、周辺の地盤の高さや道路の高さなどが測量対象となります。

一般的には、現況測量とあわせて実施される測量です。高低差がある起伏のはげしい土地での建築を考えている方、土砂や盛土などを考える際におこなわれるのが高低レベル測量です。

マンションのような高層建築物の場合は、窓の位置や高さも測量することがあります。建築後におこなわれるのではなく、計画段階で実施されることが多いようです。

測量業界でドローンが活躍している

新たな測量の種類には、ドローンによる測量があります。ドローンによる測量は、効率化や費用削減のメリットがあるのです。

従来の測量では、人が測量機器を使用し、たくさんの時間をかけて現地を測量していました。測量結果をデータ化して分析するため、時間がかかることが多く、ときにはデータ管理をせずに図面による管理をしていたようです。まれに図面を紛失することもあるようで、管理が不徹底なケースもありました。

ドローンを活用すると、上空から広範囲を調査でき、データ化もスムーズです。一連の工程を短時間でおこなえ、工賃も抑えられます。空撮映像をもとにデータ管理するため、管理も比較的簡単となるでしょう。

しかし、すべての測量がドローンでおこなえるわけではないのです。ドローン測量はドローンが撮影した映像をもとにおこなうので、撮影できないものは測量できません。そのため、非常に細かな精度が必要となるような測量には向いていないのです。

たとえば、境界確定測量をドローンでおこなうのはむずかしいといえるでしょう。境界杭が参考となるので、ドローンによる上空からの調査では撮影するのは困難です。このように、ドローンに測量は万全というわけではありません。

測量業界でドローンが活躍している

ドローン測量の種類「レーザー測量」と「写真測量」

ドローンを使用した測量にも種類があり「レーザー測量」と「写真測量」の2つにわけることができます。それぞれの測量の特徴や測量方法をご紹介していきます。

レーザー測量

ドローンにレーザーを搭載し、レーザーを測量地に向かって放ち、反射した距離をもとに測量する方法です。測量精度が高いことが特徴となります。レーザーの放出量が多いほど精度は高く、さまざまな状況でも測量できます。しかし、レーザー測量は基本的には高額になることが多いといわれています。

写真測量

レーザー測量に比べて安価に行える測量です。ドローンを使用して上空から測量地を空撮します。複数の空撮写真を繋ぎ合わせておこなう測量が、写真測量です。レーザー測量に比べて、精度が多少落ちるおそれがあります。

測量にドローンを導入するためには

レーザー測量・写真測量のどちらの測量の種類でも、従来の測量よりも短時間でおこなえるというメリットがあります。メリットを知り、ドローン測量に興味がわいた方もいるのではないでしょうか。

ドローン測量には、「ドローン」と「操縦士」が必要不可欠です。ほかにも、持っておくと便利なものがあります。それは「ドローン資格」です。

ドローン資格は、自身の技量を示せる民間の資格です。資格を持っていると、競合と差をつけられるかもしれません。また、国交省などへの許可申請にドローン資格が役立ちます。

測量現場によっては人口集中地区となっていることがあるかもしれません。人口集中地区は航空法で決められているドローンを原則飛ばしてはいけない地区なのです。もし、測量現場が人口集中地区の場合には、国土交通省に許可を得る必要があります。

許可申請の際にドローン資格をもっていると、提出書類の一部が免除になり、申請手続きを簡略化できるのです。

ドローン資格は、資格を発行している団体が認定しているドローンスクールで取得できます。スクールに通って「資格」と一緒にドローンについての技術や知識を勉強しておくと、測量現場でいきなりドローンを活用する事態での不安も減らせるでしょう。

測量にドローンを導入するためには

まとめ

測量の種類は「境界確定・復元測量」「現況測量」「真北測量」「高低レベル測量」と数多くあり、用途によって測量も変わります。新たにドローン測量という方法があるのも忘れてはいけません。

ドローン測量は、従来の測量では一連の工程でかかっていた時間を大幅に減らせるというメリットがあります。ドローン測量の種類には、「レーザー測量」と「写真測量」の2つがあります。精度が高いレーザー測量は高額になるというデメリットもあるので、状況にあわせて測量方法を選んでみてください。

ドローン測量をするために準備しておくとよいものとして「ドローン資格」があります。資格を取得しておくと、許可申請の手続きを簡略化できるのので、持っておいて損はないでしょう。ドローン資格は、ドローンスクールに通うことで取得することが可能です。ぜひスクールを有効活用して、測量現場にドローンを導入してみてはいかがでしょうか。

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