2018.11.07(水)

ドローンはインフラ点検の救世主となるか?!主な活用事例を紹介

ドローンはインフラ点検の救世主となるか?!主な活用事例を紹介

ダムや橋といった公共事業のインフラ設備は、わたしたちの生活になくてはならないものです。インフラ設備は風による風化をはじめ、徐々に劣化していきます。そのため、インフラ設備の点検が重要です。

従来の人の目視による確認方法以外にも、インフラ設備を点検する方法があるのをご存知でしょうか。近年はドローンによる点検方法が注目され、実際におこなわれています。今回は、ドローンによるインフラ点検方法の実例やメリットについてご紹介します。

インフラ点検業界の抱える問題

インフラ点検業界には問題がいくつかあります。たとえば、人手不足の問題です。人手不足の問題はインフラ点検業界だけでなく、農業界や配送業界などのさまざまな業界でも深刻な問題となっています。

人手不足の問題は、日本の少子高齢化が大きな要因です。これからの時代を支える若い人材がいないことや、高齢化によって仕事をやめていくかたが増えていることが問題視されています。

また、インフラ点検業界では技術や能力は長年の経験でつちかわれていくため、人材の育成に時間がかかることも人手不足の理由のひとつです。能力によるものだけでなく、場所や状況によっては修繕が困難なこともあり、総合的な技術力の向上も課題といえるでしょう。

このほかにも、インフラ点検では高所による作業も多いため、点検のたびに足場を設置する必要があります。足場の設置には多額の費用がかかるため、インフラ点検業界では深刻な問題です。

インフラ点検業界の抱える問題

インフラ点検にドローン活用が注目されている

近年ドローンによるインフラ点検が注目されています。ドローンによるインフラ点検は、何度も足場を設置する必要がないため、費用を大きく削減することができます。ドローンで撮影した映像を確認して点検をするので、人手も少なくて済むメリットもあります。

足場を建築して目視による点検方法では、落下事故の危険性もあります。ドローンは無人で飛行させるので、安全に点検をおこなうことができます。また一度に広範囲を点検することができるので、作業時間の短縮にもつながります。

これらのメリットからインフラ点検におけるドローンの活用が注目を集めています。

インフラ点検におけるドローンの主な活用事例

では、ドローンによるインフラ点検は、実際にどのような場所でおこなわれているのでしょうか。主な活用事例をご紹介しますので、参考にしてみてください。

●事例1 トンネルの点検

インフラ点検では、設備を叩いたときに音の反響で確かめる方法があります。実際にドローンでトンネル内部の打音点検をする実証実験が、政府主体となっておこなわれています。撮影や録音ができるなど、時間短縮や正確な記録が残せることがメリットです。

●事例2 橋の点検

橋の点検では足場を設置する必要があるため、費用がかかります。ドローンよる点検では損傷状態を正確に記録できるほか、撮影した映像をもとに橋の3次元データを作成することが可能です。また橋の点検だけでなく、ダムなどでもドローン点検は活用されています。

●事例3 下水道設備の点検

神奈川県の自治体がドローンによる下水道設備の実証実験を計画しています。ドローンを下水道管内で飛行させ、水漏れや損傷の確認をするのに使われる予定です。

従来の棒の先端にカメラを取りつけて点検する方法では、曲がっている場所など、状況によってはくわしく調査できませんでした。ドローンを活用することで、そのような問題を解決することが期待されています。

インフラ点検におけるドローンの主な活用事例

ドローンのインフラ点検には課題も多く残る

ドローンによるインフラ点検は多くのメリットがありますが、万能というわけではありません。ドローンのインフラ点検には、まだまだ課題もあります。

たとえば、点検時には時間短縮のため多くのドローンを同時に活用したいと考えますが、マルチパス現象という問題がおこりかねません。マルチパス現象とは、ドローンを複数利用した場合に電波干渉を起こしてしまう問題です。

自身が操縦しているはずのドローンがほかの人の操縦指令を受けてしまうことや、GPS機能の精度が低下するなどの問題が発生します。

そのほかにも、操縦者不足の課題もあります。現状としてはドローンの普及は広がっていますが、今後ますますドローンは活用されていくので、操縦者がさらに必要になります。打音検査などでは、操縦者の技量や専門的な知識が求められるので、人材の育成も必須となるでしょう。

また、ドローンは天候の影響を受けやすく、状況によっては飛行させると墜落するおそれも考えられます。

まとめ

ドローン点検の主な活躍場所としては、トンネル、橋、下水道管の調査などがあります。ドローンによるインフラ点検は、費用の大幅な削減や人手不足の解消、高所での作業の危険を減らすなど、さまざまなメリットがあります。

ただし、ドローンが万能ではないことも覚えておいてください。ドローンによる点検方法は操縦者の技量で大きく左右することや、実用のためにはまだまだ課題があります。

ドローンの操縦技術を磨きたいという方や、安全飛行に関する知識を身につけたい方は、ドローンスクールに通ってみてはいかがでしょうか。

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