2018.10.31(水)

ドローンの練習法と記録の取り方を紹介!申請に必要な10時間の内容とは

ドローンの練習法と記録の取り方を紹介!申請に必要な10時間の内容とは

ドローンには航空法によって禁止されている飛行があります。禁止されている飛行をおこなうには国土交通省や航空局へ飛行許可申請を提出しなくてはいけません。

その飛行許可申請の要件のひとつに「ドローンを10時間飛行させた実績」が必要です。しかしこの実績は、ただドローンを飛ばして練習すればいいだけ、ではないことは意外と知られていません。

そこでこのコラムでは、飛行許可申請に関する10時間飛行させる内容と練習法について紹介します。

ドローンの飛行経歴が「10時間」必要な理由

ドローンの飛行には「航空法」で禁止されている飛行があります。禁止されている飛行は、国土交通省や航空局への申請をして許可が下りた場合に限り、おこなうことができます。なお、航空法が適用されるドローンは機体本体とバッテリーの重量を合わせて200g以上のものです。200g未満のドローンには航空法は適用されません。


飛ばす場所に関する規制

「空港の敷地内と周辺の飛行」

「人口密集地の飛行」

「上空150m以上の飛行」

「人や建物などからの30m未満の距離で飛行」

「イベントや催しなどの上空を飛行」


飛ばし方に関する規制(屋外)

「目視外飛行」

「夜間の飛行」

「ドローンからの物資投下」

「劇薬や爆発物などの危険物を空輸」


飛行許可の申請要件に「無人航空機の種類別に、10時間以上の飛行経歴を有すること」とあることから、飛行許可申請には「飛ばす予定の機種のドローン」を10時間以上飛行させた経歴が必要になります。またほかの要件として「GPSを切った状態でドローンの操縦が可能か」「ドローンに関する必要な知識を有しているか」があります。

ドローンの飛行経歴が「10時間」必要な理由

10時間の飛行実績は簡単そうで難しい!

ドローンの10時間の飛行と聞くと1日飛ばし続ければ達成できると思いがちですが、実はとてもむずかしいのです。ドローンの飛行可能な時間は機種によってさまざまですが基本的には10分から15分です。1回のドローン飛行後2~3時間かかる充電を必要とするため、バッテリーを複数持っていない場合は連続での飛行はできません。

さらに、ドローンの飛行には天候が大きくかかわってきます。ドローンは精密機械のため、雨の日は防水機能を搭載している機体でない限り飛行させられません。風の強い日の飛行も墜落事故やロストにつながるため避けるべきでしょう。

ドローンの練習にはもうひとつ問題があります。現在、法律や規制などが厳しく、ドローン飛行を禁止している公園・河川敷などもあることから日本でドローンを飛ばせる場所は限りなく少ないといわれています。近くにドローンの練習場などがあればいいのですが、なかなかそのような場所はありません。

ではどのような場所であれば、ドローンの飛行練習をすることができるのでしょうか。

どこならOK?ドローンを飛ばせる場所を探そう

ドローンの10時間の飛行実績を得るための練習場所を探す場合、気をつけなければならないのは航空法と規制です。そのため、「人口密集地」や「飛行禁止エリア」を調べる必要があります。

人口密集地や飛行禁止エリアを調べる際、おすすめのサイトは下記の3つです。それぞれ表示方法が違います。そのため、複数のサイトで人口密集地と飛行禁止エリアを調べることが重要です。

国土地理院

国土地理院が公開している地理院地図です。人口密集地・空港の周辺などの飛行禁止エリアを表示させることができるため、フライトマップとして使うことが可能です。

DJIフライトマップ

ドローンメーカのDJI社が公開しているフライトマップです。簡易的な人口密集地を調べることができます。地理院地図とは違い空港の周辺などは表示されないため、空港周辺を飛ばす際は地理院地図とあわせて確認しましょう。

SORAPASS

会員登録することでドローンのフライトに必要な情報を調べることができます。飛行可能・禁止エリアがすぐわかることに加え、飛行に危険なエリアがそのつど最新の地図情報として更新されるそうです。有料のサービスもあるため、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

どこならOK?ドローンを飛ばせる場所を探そう

ただ飛ばすだけじゃダメ!正しい飛行練習方法

飛行申請をする際、ドローンを10時間ただ飛ばせばいいというわけではありません。10時間の飛行のなかで、求められる技術を練習しておく必要があります。飛行許可申請には飛行技術として下記の項目が必要です。


・上昇

・一定時間の高度を保ち停止(ホバリング)する

・停止(ホバリング)した状態から機体を回転

・機体を前後へ移動

・機体を左右へ移動、もしくは左右への旋回

・下降


上記の項目にはGPSを切った状態で一定の練習時間が必要とされており、むずかしい技術を取得しなければなりません。とくに、ドローンの8の字飛行を練習しておくことが重要だといわれています。8の字飛行を習得しておけば通常時のドローン飛行も安定するため、まずは8の字飛行を練習してみてはいかがでしょうか。

飛行実績はしっかり記録しておこう

実際にドローンの飛行許可申請をする際、ドローンを10時間飛行させた履歴を提出する必要はありません。しかし、自身でしっかりと飛行実績を記載し提出することで、信頼につながり審査をスムーズに進めることができます。

飛行実績の記録事項ですが今までは国土交通省のサイトから書式をダウンロードする書面形式が主流でしたが、今はDIPS(ドローン基盤情報システム)からオンラインで飛行許可申請することができます。そのときに必要な情報は下記の通りです。


・ドローンを飛行させた日付

・ドローン飛行をおこなった操縦者の氏名

・飛行概要(どのような目的で飛行させたか)

・飛行させたドローンの名前

・離陸した場所の住所

・離陸した時間

・着陸した場所の住所

・着陸した時間

・飛行時間

・総合飛行時間


飛行実績はしっかり記録しておこう

なかなか時間がない…それならドローンスクール!

ドローンを10時間飛行させ、練習するにはかなりの日数がかかってしまいます。そのため社会人の方などですと、なかなか厳しい内容だと思います。

さらに、現状ではドローンを飛行させることができる場所は少なく、練習できる場所が限られていますよね。そのような場合のために、現在ではドローンの必要な技術と知識を短期間で習得できるドローンスクールの需要が高まりつつあります。

ドローンスクールではドローンを飛行させる場所を提供しているほか、飛行許可申請に必要な10時間の飛行履歴を取得することができるのです。さらに、ドローンには操縦士技能証明書などの民間資格があり、これを取得しておくことで飛行許可申請の審査を通りやすくなります。

ドローンスクールによっては、自身の予定などにあわせてカリキュラムを設定してくれるところもあるそうです。時間の都合がつきにくい方は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

まとめ

ドローンの飛行許可申請には、ドローンを10時間飛行させた実績が必要です。しかしドローンをただ10時間飛行させればよいわけではありません。飛行実績のなかで技術を身につけることが求められているのです。

飛行許可申請の要件には、10時間の飛行実績のほかに上昇や停止、旋回などといったむずかしい操作とGPSを切っての操作といった専門的な知識と技術を習得していないといけません。しかしドローンを練習する場所は限られており、10時間飛行には時間もかかります。時間を自由に取れない方にはハードルが高いといえますが、そのような場合にはぜひ一度、最寄のドローンスクールへ足を運んで集中的に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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